以前に書いた「教えない」シリーズで触れましたが、塾で「わかりやすい」は評価の対象ではありません。それは、わかりやすくて当たり前で、問題は成績を上げられるか、合格できるかだからです。
生徒さんや保護者の方に言って頂くのはいいのですが、社員時代にそう言われても苦笑いでした。ホームページに「わかりやすい」と書かれて、恥ずかしいから削除を頼んだこともあります。
塾の先生でもわかっている人は、私に対して「答えを言うな」「説明するな」と厳しく言ってくれました。わかりやすく教える→自分で考えられなくなり、力がつかない。塾の先生ならば、共感して頂けると思います。
※「教えない」シリーズは、名前を変えてまた書きたいです。深みにはまりますが…。この「自分で考える」「自主性」はよく言われますが、少し疑問を感じます。
「わかりやすい」と言っても色々あります。
例えば、答えを言えば、シンプルに分かったとなります。そこに余計な説明を加えると、何を言っているのか分からなくなる。
また、「わかってできるようになった」と次元の高い理解もあります。なぜそうなるのかの流れが、頭の中でイメージできて、わかった!!となります。
今回は、「わかりやすい」説明をする方法をいくつか挙げます。どれも、本や動画の初めに言われることばかりです。
1 結論から言う
まず、一番大事なポイントをどんと強調します。それ以降は付け足しです。さらに、最後にもう一度結論を強調します。
わかりにくい説明の大半は、「結局何が言いたいの?」となります。ポイントがなく、ぼんやりとした説明をだらだらすると最悪です。
2 書いて説明する
一斉授業では、板書して書きながら説明になります。しかし、個別指導や一人一人に説明する時も、口で言うだけよりも数段わかりやすいです。私自身紙を用意して、書いて説明することが多いです。
それは、私自身が人の話を聞かないからです。昔から、話を聞いて分かろうとするのが苦手です。
※ 一つ注意があります。その書いた紙をできるだけ、生徒さんには渡しません。渡すと、それを写すだけになります。
3 相手を見て説明をする
これが一番重要かも知れません。
説明がわからない人の特徴が、「一方的に説明する」です。相手が理解できているのか確認して、話を進めていくべきです。
また、塾では、生徒さんの理解力に応じて説明をします。
昔、大学生のバイトで、すごい人が一人いました。生徒さんによって、またそのときの状況や、問題のレベルなどを加味して、説明を変えていました。
