問題を解く

昨日の「授業を聞く」に続いて、今日は「問題を解く」です。

昔は塾は一斉授業が多く「授業を聞く」が主流でした。最近は個別指導をはじめ「問題を解く」塾が増えました。

授業を受け身で聞くより、実際に問題を解くと力がつく。そう聞くと、説得力があり、演習中心の塾も増えました。

清水塾もそうです。基本の理解のために解説授業、暗記のためのテスト、定着しているかの確認テストも行います。それでも、演習中心塾です。

「問題を解く」だけで、力がつくかどうかは疑問です。それは、このブログでも「教えない」シリーズなどで取り上げてきました。

1 分からないまま解いてしまい、消化不良を起こす

2 力をつけるのに効率が悪く、時間がかかってしまう。

これは、極端な演習塾で働いて、感じた問題点です。

勉強の仕方で、真っ先に思いつくのが「問題を解く」です。もちろん、それが王道で間違いありません。教科、学年、学力などに違いはあっても、テストに備えて問題を解くのは当然です。

何の問題を、どれだけ、どのように解くか。答え合わせをどうするか。取り組み方により、効果は大きく変わります。

例えば、高校数学では、チャートなどの参考書で例題を一通り解きます。それを何周かして、基本、頻出問題をマスターします。その後か、あるいは並行して、入試対策として、問題集や過去問を解きます。

このオーソドックスな取り組みは、各高校で、高1からカリキュラムとして実施しています。どの教科も、実は、たいていが学校で、どうやって解いていくのか、何を解くのかをなぞらえています。そして、塾や予備校も同じです。

中学生なら、定期テストで、学校のワークやプリントを繰り返し解く。解けるようになるまで解く、覚えるまで解く。基本はそれで十分で、塾は必要ありません。

例えば、問題を解くときに、答えを見ながら解く(写す?)人もいます。高校生にも結構いて驚きますが、ほとんど無意味です。答え合わせの時、〇か✕をつけるだけで直さない人もいます。それは極端にしても、記号問題で訂正の時に、アと直すだけで、なぜ違うか確認しません。

勉強の仕方以前の取り組み方をしているケースが、年々増えているように感じます。

「問題を解く」以上に、解説を読み取る力が必要です。ここで塾では、懇切丁寧に教えて「よくわかる」となりますが、力はつきません。普段から、間違った問題、分からない問題は、解説をきちんと読み込むことが必要です。

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