計算のきまり~算数

小5算数で、小数のかけ算を勉強します。そのときに、計算のきまりを習いますが、これは小4の復習です。

ただ、整数が小数になると、具体的なイメージがわきにくく、手こずっていました。いや、計算のきまりがよく分かってないのでは…。

計算のきまりは、いくつかあります。

〇+□=□+〇、〇✕□=□✕〇(交換法則)

(〇+□)+△=〇+(□+△)、(〇✕□)✕△=〇✕(□✕△)(結合法則)

この2つは、分かりやすいです。そして、残るは「分配法則」「分配法則の逆」です。ただし、法則の名前は中学校で習います。

(〇+□)✕△=〇✕△+□✕△、△✕(〇+□)=△✕〇+△✕□

(〇ー□)✕△=〇✕△ー□✕△、△✕(〇ー□)=△✕〇ー△✕□

名前の通り「分配して、それぞれにかける」という説明では、ぴんと来ないです。ただ機械的に、そうするというだけ。

しかし、私自身指導するとき、その形式的な説明で止めます。みんなは、きまりの形を見て、それに合わせて問題を解きます。

塾で、余計な説明をすると、時間が無駄で効率が悪い。それに、生徒さん自身が考えるべきです。「余計な説明するな」と先輩講師に罵倒されるトラウマもありますが…。

ごくたまに、具体的な例を出して説明します。

例えば、「98✕38をくふうして計算しなさい」

解答は「98✕38=(100ー2)✕38=100✕38ー2✕38=3800ー76=3724 答え3724円」となります。

これを文章題に変えます。「98円を38人に配ると、全部で何円必要ですか」

98円を一人ずつ配るのは大変です。10円玉9枚に、5円玉1枚、1円玉3枚で98円。これを38人分とか、用意するのは面倒ですね。

それなら、まず100円を38人配る。これで、100✕38=3800円いります。そして、あとから皆に2円ずつ返してもらう。これなら楽です。すると、2✕38=76円もどってきます。

ということで、3800ー76=3724円必要というわけです。

かなり昔、この説明した時、ある生徒さんが「あれ? 最後もどってくるから、3800+76じゃないの?」と聞いてきます。間違ってますけど、かしこい!!

この疑問に、どう答えますか?