今回は「寝かせて定着」です。
一度に大量のことを覚えようとする。また、難しい内容を、その場で完璧に理解しようとする。そうすると、脳が拒否して定着しません。
塾の指導もそうです。
若い時は、出てくる順番に一つ一つ押し込んでいました。
特に数学では、ある事項を一度に完全に理解させようとします。そこだけのパターン問題を演習したりします。
そのパターンはできますが、理解は深まりません。そして、次へ進むと忘れます。
その単元を通して学習して、問題演習をしていく中で、理解できてきます。
時間を置いて「寝かす」ことが大切です。狭いところを集中的にするのは、あまりいいとはいえません。
難しい内容ならなおさらで、一度に理解ではなく、少しずつ理解していくことも大事です。
一度に押し込まない
そこの箇所を、完璧に理解しようとしたり、全て一度に覚えようとするのが難しいときがあります。
そのときは、分かる所までで止めて、一旦時間を置きましょう。
覚える時も、一度に大量のことを覚えると、すぐに忘れてしまいます。そこで、覚えることを細分化して、少しずつ覚える。または、何回か繰り返して覚えます。
書いて覚えなくても、さらっと見ることをくりかえしても頭に入ります。
脳に急激なストレスを与えると、疲弊して定着しません。
問題を少しづつ解きながら、少しずつ覚えながら、頭を寝かせましょう。
一晩寝かせる
ゲームで、何回やってもクリアできなかったのが、時間を置いてすると、クリアできてしまうことがあります。
何回もしている時は、煮詰まって余裕もなくなりうまくいきません。しかし、時間をおいて、気分も新たにすると意外と簡単にできたりします。
勉強も同じで、問題が解けないとき、覚えられないとき、難しくて理解できないときは、時間を改めましょう。
文字通り、一晩寝かせます。
単元を学習する時は、概要から詳細へ。覚えるときも、まずおおまかに→詳細へ。時間を分けて、取り組むと定着が深まります。
やりながら理解を深める
肉でも熟成というものがあります。寝かせて熟成させると、味がこなれて良くなります。勉強とは違うかもしれませんが。
そのときに、問題演習をしたり、確認テストで覚えたりする中で、その単元の理解が深まります。
もちろん、基本が全く分かっていないのに、問題演習は空回りして危険です。
しかし、完全に基本が分かってから演習、または基本問題ができるようになってから応用問題へ進むのは得策ではありません。
それでは、いつまで経っても、応用問題は解けませんし、成績も上がりません。
読書百遍、習うより慣れろの通りで、何回も触れることにより、熟成されて理解も深まります。

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