とある塾のブログを拝見していると、「みはじ」が話題に出ていました。
みはじとは?
み(道のり)は(速さ)じ(時間)で、速さの公式の覚え方です。例えば、道のりを求める場合は、みを隠して、は(速さ)✕じ(時間)となります。また、速さは、はを隠して上÷下で、身(道のり)÷(時間)です。
そのブログでは、みはじに頼ると「考える力がつかなくなる」と強烈に反対するのはおかしい、という内容でした。塾で、みはじで教えて、テストの点数が上がるならそれでいい。そして、みはじの是非を塾講師が論じるのはおかしい。教育評論家や学者がすべきであると。
私自身、あまり深く考えたことがなく、どっちでもいいのですが、確かにそうだなと同意します。さらに、それくらいで考える力がつかなくなるほど、人間って弱いの?には大賛成です。私自身も、「教えるな」シリーズで触れました。
私自身、塾の仕事をするまで、みはじを知りませんでした。知っても、特に便利とも思いません。そして、指導するときは、あまり触れません。公式一つ一つをしていきます。参考程度に言うときがあるくらいです。
みはじの他にも
算数だと、割合で「くもわ」があります。く(くらべる量)も(もとにする量)わ(割合)ですが、これは問題を解くときに、あまり使えません。どれが「く」でどれが「も」か分かりにくいからでしょう。
中学の理科になると、いくつかあります。
密度の公式で「しみた」 し(質量)み(密度)た(体積)
圧力の公式で「ちあめ」 ち(力)あ(圧力)め(面積)
湿度の公式で「ほしそ」 ほ(飽和水水蒸気量)し(湿度)そ(その含まれる水蒸気量)
そして、冒頭の写真の右側がオームの法則です。言葉でなく、単位を直接使います。電圧(V)、電流(A)、抵抗(Ω)です。
中学生に指導するときは、これらをがんがん教えます。塾はテストの点数を上げるのが仕事ですから、別に何が悪いのでしょうか?
ところが、勤めていた塾で、このやり方で教えていると、激しく怒られました。V=IRから変形しろと。もちろん、その高尚な考えは分かります、はい。
みはじは悪い?
そこで、ネットで検索して驚きました。
もの凄いバッシングです。全否定です。それは、あまりにもの拒絶で怖くなるほどです。
塾の先生も多くの方が、批判していますが、何か違和感があります。表現の自由でいいんでしょうけど、みはじで指導する人を非難はおかしいでしょう。
それでは、学力がつかない。成績が上がらないと。
確かに、公式に頼り過ぎて、文章題が解けないケースもあります。そのときは、意味を考えるよう指導しますし、みはじのせいで解けないわけではないです。
検索ワードで、「みはじ ダメ」「みはじ 最悪」「みはじ 弊害」と並びます。
別にそこまで悪いとは思いませんが、私自身あまり「みはじ」では教えません。それならば、別に構いませんね。
