夏休みの勉強~中3社会

今回は「夏休みの勉強~中3社会」です。

夏休みから心機一転、受験勉強を始めるとします。さて、何の教科から始めますか。そのとき、社会から始める人は多いのでは?

他の教科と違い、覚えることが中心で、勉強のしがいがあります。教科書を見ながら、まとめてもいいですし、問題演習も社会はしやすいです。

しかし、地理、歴史と範囲は広いです。あまりにも時間をかけ過ぎると、他の教科に手が回りません。そして、社会を何となく覚えているうちに、時間が過ぎます。

社会は「覚える」?

確かに、社会は暗記科目です。例えば、教科書の太文字を覚えるだけでも、ある程度は復習ができます。

教科書にマーカーをひいて覚える。教科書の太文字をノートに書き出す。一問一答の問題集を買って、覚える。などやり方は様々です。

いずれにせよ、してほしいことがあります。またか…と言われそうですが、何度も言います。「教科書を読む」です。言葉を断片的に拾うよりも、通して読む方が、つながりもあり覚えやすいです。

そして、教科書を読むことで、身につくことがあります。それは、「文章を読む読解力」と「勉強に集中する根気、集中力」です。まさに、一石二鳥、さらに一石三鳥です。

夏休みの時間があるときに、毎日30分でいいので、ゆっくり丁寧に読んでみてください。

歴史の勉強

歴史は1年範囲、2年範囲(前半・後半)で出題のされ方が少し異なります。

前半は江戸時代の幕末前まで、後半は幕末以降です。前半は大まかな時代区分、後半は細かい内容まで出されます。(江戸時代も、享保の改革などの三大改革と田沼意次は細かく覚えるべきです。)

前半部分は、教科書を読みながら、時代ごとに人物・出来事・文化などを書き出してください。

例えば、縄文時代→縄文土器、貝塚、たて穴住居、土偶。弥生時代→稲作、弥生土器、邪馬台国、卑弥呼など。

例えば、聖徳太子→飛鳥時代、御成敗式目→鎌倉時代、管領→室町時代と、すぐに時代と結びつけられるようにしましょう。

そして、後半部分は細かく勉強しましょう。教科書の年表を見ながら、1年ごとに見直すくらいまとめてください。

歴史には流れがあるので、教科書を通して読んで、流れをつかんでください。その流れをつかむのが、まさしく「読解力」です。1回読んで分からなければ、もう1回読みましょう。

どうしても、流れがつかめない。例えば、古い順にならびかえなさいの問題ができない場合、年号を覚えましょう。歴史が苦手な人ほど、年号を1つでも覚えるべきです。

地理

地理も、歴史同様に、教科書を読みます。そのときに、必ず、そのページの地図もよく見てください。そして、棒グラフ、折れ線グラフなどの資料もよく見てください。

歴史以上に、時間をかけて読みましょう。最低限の国名、大洋名、大陸名、都道府県名、県庁所在地などは覚えるべきです。しかし、それ以上の細かいことは、時間がかかるので、とりあえずは見るだけでいいです。

地理では、地図と資料(グラフ)が重要です。

用語に関しては、地理では特に、教科書の太文字をしっかり覚えましょう。歴史では、太文字以外の出題が割と多いですが、地理はテストで出る確率が高いです。

また、教科書の巻末に、「用語解説」があり、これを覚えると効率よく勉強できます。逆に、用語を見て、説明が書けるように勉強しましょう。

問題演習はどうする?

そして、問題集を使った問題演習です。他の教科であげました「中1・2年の復習」「1塾の夏期テキスト」でいいでしょう。

社会については、問題演習もいいのですが、先に書きました地道な復習が重要です。問題演習だけで力をつけられるのは、すでに社会が強く、実力テストで80点以上取れる人です。

そうでない場合は、かなりの量を演習することになり、効率が悪すぎます。

社会に関しては、私自身は問題演習はさほど重視していません。ただ、実際の実力テスト形式の問題なら、出そうな所が分かり効果はあります。

やろうと思えば、社会は、高校入試問題もできます。地理・歴史の大問をすればいいです。実力テストで70点以上取れる人は、こちらの方が近道でしょう。

それこそ、「全国高校入試問題正解 社会」(旺文社) を買って始めてもいいです。入試対策で、塾ですることは多いです。

[補足] 公民がまだあります。今は、中3の1学期まで歴史を習い、夏休み前に公民に入るかどうかです。不安はあるかも知れませんが、あせって公民に手をつける必要はないです。

地理・歴史をしっかり復習すべきでしょう。

塾では、予習することろも多いです。もし、不安ならば、公民の教科書を読みましょう。夏休みに通して読んでおくと、2学期の学習が楽になりますよ。