塾に「目に見えるやる気」は必要でしょうか。塾長(室長)がパワフルで、教室全体を盛り上げ、緊張感がないとだめでしょうか。
塾は体育会系のノリ?
私自身はやる気がないように見られて、勤めていた時は、よく注意されていました。
しかし、私はそういう体育会系のやる気がどうこうは大嫌いです。ですから、注意されても、全く聞きませんし、直そうともしませんでした。
大声張り上げて、盛り上げないと、成績上がらないのか?合格しないのか?
内心は、そんな虚勢張っても無意味だし、うるさくて勉強に集中できないとすら思っていました。いや、今でもそう思います。
ですから、当塾は、無茶苦茶静かです。勉強は落ち着いてするものです。ただし、そこに緊張感がなくてはいけません。それをどう出すか。また、どういう種類の緊張感かは考えます。
今まで、何か異様な体育会系のノリの先生が多かったです。それで、生徒が多いと、そのやり方が正しいと信じてしまって厄介です。厳しさや管理は絶対に必要ですが、指導そのものとは違う方向に行きがちです。
しかし、実際にはどうなんでしょうか。
やる気のない塾長(室長)には、生徒は集まらない
これまで、勤めたり見てきた塾で、生徒が多いかどうかの違いは、塾長(室長)にあります。
内心やる気があるのかは知らないが、おとなしめで表に出さない人では、生徒は集まりません。私がスタッフとして働いていた時も、そういう人にはついていこうと思いませんでした。
そして、教室の責任者として有能な人は、一目見れば大体分かります。仕事に対する責任感や誇り、教室を管理するパワーがにじみ出ます。
勤めていた塾で、以前は教室の室長だったという新しい先生と、初めてお会いした時に、嘘だろうと即感じました。実際に、知り合いから、管理できず降格になったと聞きます。
今までで生徒が多い塾は、例外なく塾長(室長)のパワーが外にあふれ出ていました。
タイプは様々です。元からそういう性格の人もいれば、キャラとして作っている人もいます。温和で仲良くやりましょうみたいな人は、生徒を集めることは無理ですね。
私もそっちよりですが、教室長として、外に見せる姿を変えて演じたときは、生徒数が多かったです。もともとやる気を持とうと考えず、淡々とする性格ですが、室長となるとそうはいきません。
ただ、昔は体育会系のいけいけのノリでいけても、今は違う形の見え方が必要だと感じます。一歩間違えれば、今の時代、パワハラになります。
塾全体の緊張感
同じ学年を集めた一斉授業では、塾全体に緊張感がなくては、成果が上がりません。ですから、一斉授業の方が、成績が上がりやすいのは確かです。
中3にしても、高3にしても、合格実績と教室の雰囲気は関係が大きいです。全体を盛り上げて、受験に向かっていく体制を作るのが室長の仕事です。
個別指導など、学年が混じると、そういう体制は難しいですね。しかし、教室全体を管理して、緊張感を作り上げるのも室長の仕事です。
個別指導塾は、室長次第で大きく違いますが、それはどの指導の形でも同じことです。どのみち、妙に気合を出して、うそのやる気を見せてもばれます。やる気はにじみ出るものでしょう。
