自立学習③

今回は「自立学習③」です。前回は、自立学習の塾についてでした。

概ね、自立学習の塾は、自立学習を目指す、自立学習ができるようになる手助けをする、という感じです。結局は、塾の従来の指導と同じです。あえて言うなら、個別指導よりです。

自立学習の塾というと、パソコンやタブレット、AIのイメージが強いです。塾側からすると、人件費がかからず魅力的です。しかし、実際に対面で指導する塾も多いのが、意外でした。

今回は、少し蛇足ですが、私なりに「自立学習の塾」を考えてみます。

自立学習に特化する

塾と言えば、勉強を教えて、成績を上げるところです。

しかし、今回は自立学習に特化しましょう。

1 自立学習の仕方を伝える

勉強のしかた、参考書・問題集の選び方、モチベーションの作り方など。それらを伝えます。

個別に面談して話す。あるいは、学年ごとに講義をする。また、オンラインでも十分可能です。全体的なことは、グループで一斉に話して、個別に面談して話すのがいいでしょう。

時折、LINEやオンラインなどで伝えていきます。教科ごと、単元ごと、時期ごと、テスト前ごとなど。週に1回で十分でしょう。

2 自立学習できるようにする

実際に自立学習ができるようになるまで、サポートや管理が必要です。一人で勉強できない、理解できない、覚えられない。それならば、実際の指導も必要です。

ただし、あくまでも自立学習できるようにするのが目的です。学習内容が身についたか、成績がどうかが目的ではありません。

新しい単元の学習事項を理解するのは、どう勉強すればいいか。覚えるには、どういうことをすればいいか。学習時間、学習環境、モチベーションなど、最初は実際に指導して、管理することで伝えていきます。

それらは、塾に来て頂き対面でするか、オンラインで行います。1週間ごとに、学習の進捗状況や理解度、定着度などを記録して、チェックしていきます。

例えば、学習用のアプリを活用して、学習時間や内容などを記録できます。これから、ますます進化して、活用されると思います。

モチベーションが保てないなら、塾の教室で学習するか、オンラインでグループを作り学習します。管理者がチェックします。

これからの塾は自立学習&管理型

ということで、やはり自立学習は塾の未来だと、改めて感じます。

また、今回このシリーズで考えていく中で、「管理型」も同時に未来の塾ではないかと感じます。

自立と管理はお互いに反しているようですが、表裏一体です。自立するまでは、管理が必要です。この管理型の塾は、高校生の塾で増えています。

個人的には、自立学習ができれば、その成果は本人に委ねられるべきだと思います。学習成果は人それぞれです。さらに成果を求めるなら、自立学習の範囲では難しいでしょう。

ですから、管理という強制力も必要です。