今回は「塾の月謝」です。
公立中学生の平均学習塾費
公立中学生の平均学習塾費は、325,700円(年間/税込) だそうです。出典:文部科学省 平成30年度「子供の学習費調査」より
これには、塾に通っていない場合も含まれます。通塾率は全体で約7割です。また、学年や地域により異なります。
月謝にすると3万弱になります。講習費などを考慮すると、中1、2が2万ほど、中3が3万~4万になると考えられます。
塾の月謝は高い?
長年塾で働いていますが、個人的に塾の月謝は高いと感じます。それは、昔から今現在も変わりません。
まず、塾の仕事を始めた最初のころ、塾の月謝を見て驚きます。詐欺なのかと思いました。1対2の個別指導ですから、少々高めですが、週2回で2万、週3回で3万を有に超えます。
なぜそう感じたのかというと、母校の授業料が月3万台だったからです。他にも多少費用がかかりますし、生徒数も多いのですが、超進学校です。そこでの、授業はレベルが高く、勉強の強制力も半端ないです。
数々の多くの塾で働いたり、見てきましたが、あんな教育を提供できる塾はありません。それが毎日で、かなりな確率で一流大学に進学できます。それと比べると、感覚が狂うのも仕方ないです。
もちろん、色々と事情を知り相場も分かると、そうでもないと理解はします。しかし、それでも高くないですか?
いわゆる勉強を教えるのは、誰にでもできることです。その証拠に、塾で指導するには、何の資格もいりません。競争が激しいとはいえ、何となくそこそこの塾は生き残ります。
ただし、難関の中学受験や、大学入試でも難関大学などは、できる人も限られて納得がいきます。
また、他の習い事と比べるとどうでしょうか。音楽教室、水泳、書道、空手など、どれも専門性が高く、誰でもできるわけではありません。それらと比べて、塾の月謝が高いと感じます。
塾の月謝を決める基準
そんなこと言うなら、月謝を下げろ。また、塾で働くなと言われそうです。
塾の月謝は、「相場」で決まります。周りの塾と比較して、高くするか安くするか。何となくの要素が強いです。それは、当塾でもそうです。
あまり安くならないようにはしました。それは、申し訳ありませんが、私にも生活があるからです。塾の月謝が、何となく相場通りなので、どうにか塾が成立しています。私も、その恩恵を受けています。
例えば、飲食店のような原価は存在しません。言い値でつけることができます。保護者の方が納得すれば、いくら高くてもいいです。
塾の月謝は、安く抑えるところも多いです。個別指導でも月謝が安い、1時間当たりの料金が安いとよく目にします。1時間当たりとか意味ないです。その間に演習をさせれば、長時間になります。
周りが安くなると、塾全体に影響してきます。いわゆるデフレになり、自分たちの首をしめることになります。
それよりも、自立学習の塾、オンラインの塾など、従来とは違う形に移行して、これまでの割高な月謝は崩壊するのでは。どの業界でも、従来の常識が崩されます。
月々2万、3万の出費は、多くのご家庭にとって、大きな出費です。お子さんの教育のためにと出して下さるのですが、塾がそれに見合った成果を出していますか?
私は常にそう自問自答しています。
松山市の塾の月謝は安い?
松山市の塾の月謝は、安いという印象を持っていました。一昔前、勤めていた塾では中1、中2で週2日英数で12,000円程度でした。週2回の4教科で18,000円、中3の週3日で24,000円だったと記憶しています。ただし、それは一斉指導の塾です。
今現在、当時主流のタイプの塾は、かなり減りました。そして、個別指導ならびにそれに準じた集団指導が増えます。その結果、月謝は高めに設定されます。
おおよそですが、松山地区では
週2日で18,000円~20,000円、週3日で25,000円~28,000円です。
特に安くはないですが、どうにか抑えているという印象です。個別指導でも、費用を抑える傾向にあります。
また、最近多いのが、「通い放題」で30,000円前後が多く、週3日と変わらない金額です。この「通い放題」については、また検証します。このプランを出すことで、お得感が生まれます。
当塾は、中1,2で週2日 16,200円、週3日 22,600円、中3は週2日で 18,000円、週3日で25,200円です。相場からすると、安めな感じはします。
ただ、1日3時間ひたすら勉強するという、周辺にはない少々常軌を逸した塾です。時間あたりにすると、かなり安いです。1時間当たり700円を切りますが、ほとんど解く時間なので意味はないです。
