今回は、「塾講師の呼び方」です。
「~先生」と呼ぶ
生徒が塾講師を呼ぶ時の呼び方ですが、「~先生」の一択です。と言いたいところですが、実はそうでもありません。
ただし、保護者の方は、100%「~先生」と呼びます。大人の礼儀として、常識的な呼び方です。
しかし、生徒は必ずしも「~先生」と呼ぶわけではないです。その呼び方によって、塾講師と生徒の関係、あるいは塾のスタンスが見えてきます。
私は塾の仕事を始めてから、今に至るまで、「清水先生」と呼ばれると違和感があります。何か恥ずかしいというか、自分はそんなたいした人間でないと思ってしまいます。
職業に貴賤はないので、学校の先生が塾講師より上とかいうわけではありません。ただ、教員免許という資格を持つ教師と同じように、塾講師を先生と呼ぶことがおかしく感じます。
もちろん、今まで働いていた塾でも、他の講師の方は先生付けで呼びます。そこに違和感はありません。たとえ、大学生であっても、生徒の前では先生ですから、「~君、~さん」とは呼びません。
「~さん」と呼ぶ
いくつもの塾で働いてきましたが、「清水さん」と呼ばれたこともありました。ごくまれで珍しいと思います。私はそう呼ばれて、すごく嬉しい気分になりました。親しみがあり、何か新鮮な感じです。
もちろん、講師間では先生づけで呼びます。大学生講師には、他の人に合わせて「~君、さん」でした。何かアットホームな感じですが、塾自体はかなり厳しく、それとのギャップが不思議でした。
そこにならって、今の塾でも「清水先生」と呼ぶのを禁止しようかと本気で考えています。
一方、同じく清水さんと呼ばれた塾では、雰囲気が全く違います。高校部だったのですが、アットホームというより、サークルみたいな学生気分のノリでした。大学生講師が多く、授業中も生徒とわいわい盛り上がっている感じです。
別にそれを非難はしません。そうやって生徒を集める手法もありでしょう。ただ、私一人おっさんが場違いで、かなり居づらかったです。
中には、そういう雰囲気を嫌がる生徒もいて、「清水先生どうにかしてください」と頼みに来ます。どうにかしてのですが、次第に「清水さん」と呼ばれなくなり、少しさびしさがありました。
ニックネームで呼ぶ
とある塾の採用面接で、生徒からニックネームで呼ばれたことがあるかと聞かれました。あれは何だったのでしょうか。
ニックネームで呼ばれるほど、生徒から親しみをもたれるのか。あるいは、逆に生徒との距離が近くて、なれ合いにになりマイナスなのか。
私自身ニックネームで呼ばれることは、あまりありませんが何回かはあります。他の講師も、あまり呼ばれていません。
やはり「清水さん」がいいです。
