今回は「済美高校入試対策~理科」です。
ここ数年、私の個人的な感覚ですが、理科を苦手にする中3生が増えています。入試でも、理科で手こずるケースが多いです。
多くの単元があり、覚えるだけでなく、計算もあります。県立入試では、問題数が多く、解くのが間に合わないケースが目立ちます。
その克服のためにも、済美高校の入試問題過去問を活用しましょう。県立より、少し易しめの感じで、いい練習になります。
3年分を2回くり返し解き、完全に解けるようにしましょう。
過去3年分の傾向と対策
単元名は、令和4年、3年、2年の順です。
(一)
仕事・電流と磁界 / 電流と磁界・力と運動 / 力と運動・光
物理分野の出題です。これでいくと、今年は仕事が出題される?
少し難しめの問題も出されます。電流と磁界、中3の力と運動、エネルギーと仕事は、入試問題レベルを練習しましょう。
(二)
水溶液の性質・化学変化と物質の質量 / 化学変化と物質の質量・状態変化 / 電池とイオン・化学変化と物質の質量
化学分野の出題です。毎年、化学変化と物質の質量が出されます。今年は、それに加えて、中和とイオンが要注意です。
ここでも、難しめの計算問題が出されます。
(三)
植物の特徴と分類・無性生殖と有性生殖 / 植物のからだのつくりとはたらき・生殖と遺伝 / 植物の特徴と分類・人体、刺激と反応
生物分野の出題です。植物に出題が偏っています。植物を復習すべきでしょう。また、今年は、動物の特徴と分類、人体の消化、血液循環も考えられます。
基本的な出題が多いので、基本事項を復習しましょう。
(四)
火山と岩石・日本の天気 / 火山と岩石・空気中の水の変化 / 天体、1日の動き、季節の変化・気象変化、空気中の水の変化
地学分野の出題。岩石と湿度計算は要注意です。それでも、幅広く復習すべきでしょう。
基本的な出題が多く、細かいところまできちんと覚えましょう。
(五)
小問集合。物理・化学・生物・地学の4分野が、各1題ずつ出題されます。
総評
出題の形式、問題量、難易度が、県立入試によく似ています。
計算問題が多いのが特徴です。問題集などで、計算問題だけを解くのもいいです。
また、いわゆる頻出問題が多く見られます。入試問題でよく出題される定番の問題です。
前半の大問(一)(二)が難しい問題があるので、解く順番を変えるのもいいです。まず(三)から解き始めて、(四)(五)と進む方が、理科が苦手な人には有効です。
県立入試の、ちょうどいい練習台と言えます。理科が苦手な人は、基本の復習だけでは間に合いません。私立入試過去問を使って、実践演習を積みましょう。
