今回は「塾の質問対応」です。
塾で学習するとき、分からないことがあれば質問をします。塾講師は、生徒の質問に答えます。塾では、「質問対応」と呼び、いつでも質問できる、質問対応は無料などと売りにします。
そこで、塾にとって質問とは、どういう位置づけでしょうか。
塾での質問
全体授業や、授業中での質問もあります。ただ、全体授業の中で、個人が質問するのは勇気がいることです。
この点、個別指導であれば、授業中に分からないところを聞きやすいです。
今回は、授業以外の時間での質問を中心に書きます。
授業の前後の時間。自習に来た時。授業とは別の日。テストの前や、テスト期間中。
塾側が、質問しやすい時間を設定して、そして、聞きやすい雰囲気をつくることも大事です。
「分からなかったら聞きに来て」と言うだけでは、なかなか質問には来ません。
「いつでも質問できる」というのは、塾にとっては売りになり得ます。また、生徒からすると、非常に便利です。
今なら、LINEで質問を受け付けて、解答を返信するなどもあります。私も、高校生からLineで質問があることもあります。
私自身の質問対応
まず、小中学生ですが、生徒が質問に来ることはあまりないです。定期テスト前や入試前などに、持ってくることはあります。
それほど難しい問題もなく、指導中にたいてい解決することが多いからでしょうか。
これも、LINEで質問を受けることはあります。便利ですね。LINEでの質問対応OKは、表立ててアピールすべきですね。
特に中学生は、概要をまとめて告知します。
質問対応で多いのは、高校生です。
私が高校部の室長で勤めていた時は、数学での質問が多かったです。普段から、分からない問題を持ってきますし、特にテスト期間中は時間を空けて、質問対応に充てました。
昼の2時過ぎから夜の10時まで、ほぼ休みなく質問対応した時もあります。質問の行列ができたときもあり、驚きました。
数学だけでなく、化学も質問が多かったですし、物理もありました。物理は嫌だと言っても、いやいや大丈夫と持って来られました。
質問してくるのは、女子が圧倒的に多いです。男子は、自分で考えて、どうしても分からないところを、ピンポイントで持ってくる生徒が多かったです。
また、大学入試直前に、まるでストーカーのように、私の手があいたのを見計らって、質問に来る高3生もいました。ここまでくると、塾を利用し倒しています。当然のごとく、志望大学に合格しました。
質問対応で技量が上がる
私自身、ずっと小中学生を指導してきて、高校内容は当時ブランクがありました。別の塾でも、数学を指導していましたが、その時は質問はそれほど多くなかったです。
そして、質問が多い(生徒が100人以上いました)塾で、質問対応をすることで技量を上げたと実感します。生徒の質問に答えることは、私の修行だと感じました。
基本的に、質問に対しては即答します。難しい問題で、たまに時間がかかったり、時間をもらうこともたまにありましたが、それは教える立場として恥です。
そして、もちろんどう説明するかも重要です。場数を踏むことで、考えて工夫してきました。一人で黙々と問題を解くよりも、指導したり質問に答えたりする方が、何倍も力がつきます。
質問する?
さて、基本的には、質問は多くないのですが、こちらの態勢が良くないですね。塾のサービスとしての側面は当然ありますが、生徒側にとっても利点になります。
先程のLineの利用など、形にしていきます。
また、生徒に声をかけること。特にテスト前は、聞きやすい状況を塾がつくるべきです。
ただ…根底から覆すようですが、私自身は、質問とかしませんでした。
学生時代に、分からなかったとき人に聞いた?
先生や親など、大人に聞いた記憶は全くありません。友達に聞いたのは、何回かあるかもしれません。
これは、私の性格でしょう。人に聞きたくないです。学校の授業を聞くのも苦手で、人の話を聞きません。聞いても分からないからです。
教科書や解説を読んで、自分で考えれば済みます。何でわざわざ人に質問するのか?
たとえ読んでわからなかっても、そういうもんだと覚えていました。ですから、私は「理解を超えたら覚える」としていました。
それが根底にあるので、生徒に質問に来いとはなりづらいのかも知れません。たいていは、解説と答えを見れば分かります。
高校数学では、解説を解読することが、力をつける方法です。
※ ただし、推薦入試で定期テストをどうにかしたい、文系で数学がかなり苦手な場合、質問できるのは有効です。
