今回は「塾の高校数学の指導①」です。
ここ数年で、高校生を対象にした塾も増えました。この地区では、十数年以上前は、高校生は塾にはあまり通いませんでした。
予備校も、地方に衛生予備校ができ、通う高校生が増えました。
また、個別指導塾が激増して、そこで高校生も対象になります。さらに、生徒確保のために、高校生を対象とする塾も増えました。
ということで、高校数学を塾(予備校も含めて)で、どのように指導しているのかを取り上げます。
多種多様な指導があります。
当塾の指導
まず、僭越ながら、当塾の指導から。
高校生は個別指導です。ただし、1対1~3,4まで、人数は決まっていません。指導内容が、個別に分けて行う点で個別指導です。
※ 個別指導は、講師1に対して生徒2までとする考えもあります。あるいは、1対1が厳密な個別とも。定義は様々です。
生徒一人一人に、プリント、テキストを作成します。それを解いて演習するのが中心です。ですから、解く時間の割合が多くなります。
ただ、解くだけではなく、単元の基本部分の導入もします。数学では、各単元の導入テキストがあります。化学でも、最初の習う事項の解説から入ります。
導入と演習の両面を行います。今現在私一人で指導していますが、なかなか高度な指導だと自負しています。
かなり柔軟性を持たしています。学校の夏休みの宿題をすることもあります。テスト前は、テスト対策もしています。もちろん、大学入試対策も個別にします。
ただし、個別と演習が混じった、あいまいな指導とも言えます。
個別指導塾
多くの個別指導塾では、高校生も対象にしています。私が、個別指導塾の室長だった昔は、高校生は学校の補充が主でした。
することは生徒が持ってきて、それを解いたり、質問対応します。問題集を決めてしたこともありましたが、することが多くなり、不評でした。
しかし、個別指導は進化して、塾でカリキュラムを組んで、塾側の主導で行われるようになりました。もちろん、質問対応をするなど、塾により様々です。
個別に、単元ごとの導入をして、演習をしていきます。していることは、先ほどの当塾と変わりありません。
指導時間が短いのと、どうしても月謝が高くなりがちなのがネックです。しかし、それらを改良して、様々な指導の塾があります。
大学入試対策でも、今では、多くのテキストやカリキュラムが進化しています。個別指導は、高校数学でも有効な学習指導と言えます。
A塾の指導
当塾の指導で、参考にしたのがA塾の指導です。
少し変わった形の指導です。
一斉授業ですが、演習は各自進める形になります。
数学(単元別)の場合。まず、高校、学年別にクラスを分けます。数名から、10人~20人までの集団です。
教室は、対象の高校の近くにあり、かなりの人数を集めていました。私が室長で入った教室は、高1~高3で100人を超えていました。
授業は、まず担当の講師が、全体授業をします。私は、その単元の導入授業をしました。そのあと、その単元の演習問題をプリントで、各自解いていきます。同じ問題で、それを解けるまでします。
演習からは、主に学生講師が巡回して、丸つけをしていきます。面白いやり方で、人数を集めるのに向いている指導です。
他の先生は、プリントの最初の問題を例題代わりで解説してから、その類題を各自演習に進んでいました。例題をなぞるだけでとうかとは思いましたが、講師の力量がなくても、十分指導可能です。
全体解説→個別演習というスタイルです。
A塾改良版?
私がA塾に勤めていた時は、先ほどの指導をかなり進化させました。
全体で例題を解説は、私の考えが違う形で残されて残念です。例題の解説の後、なぞって解くだけでは、力はつきません。
私は、単元ごとの導入を私が授業をして、その後の演習を学生講師が個別に見るというスタイルにしました。
高校生の集客という点では良いと感じましたが、やはり欠点も多く感じました。それを改良して、進化させる予定だったのですが…。
このように、高校数学でも、塾により様々な指導があります。次回へ続きます。
