今回は「塾の高校数学の指導②」です。
①に引き続き、塾の高校数学の指導をとりあげます。
一斉授業
講義方式
個別指導塾が増えましたが、高校数学の一斉授業を行う塾も多数あります。対面で講義方式で、年間のカリキュラムを組んで、授業を進めていきます。
学年ごと、志望大学別、学力別などで、クラス編成をします。
各単元の導入の解説、問題の解法解説などの授業です。
原理原則をしっかり押さえることを主眼とします。私自身も、導入など一斉授業を数多くしましたが、講師の力量が問われます。
演習複合型
講義だけをする塾は減り、演習を多く取り入れる塾が多くなりました。
数学は、実際に自らが解いて演習をする方が、できるようになると考えられます。
一方的な一斉授業を改善するために、演習をして解説。または、個別に指導するなど、色々な形が試みられます。
予備校(映像)
衛星予備校などのように、映像授業を受ける。
先程の一斉授業が対面なのに対して、映像を見る形になります。
映像なので、何回も見られる利点もあります。そして、全国に展開する予備校も多く、質が高い授業を受けられる可能性が高くなります。
少々批判的になりますが、各塾での高校数学の指導では、講師の質を確保することが難しくなります。指導力のある講師に当たるのは、確率的に低いと言わざるを得ません。
デメリットは、授業を受け身で受けて、分からないまま進むことが多いです。それには、質問に答えられる人を配置するなど、工夫もされています。
オンライン授業
ここ数年、急激に伸びている形式です。ネット環境も改善され、塾や予備校に通う必要もありません。
そして、様々なオンライン塾が、技術的に向上して、質の高い指導を提供しています。さらに、場所も関係ないので、質の高い講師の授業を受けることもできます。
やはり、対面の方がいいという考えも多いですが、高校数学では、私はオンラインも良いと考えます。
学習の管理も、オンラインでも十分可能です。中学生の場合は、私は対面の方が管理できると思います。しかし、高校生は十分可能です。
講師の質とは?
高校数学の指導での、講師の質とは何でしょうか。
まず、数学が強いということ。難関大学・医学部受験の指導では、相当の力量が必要です。入試問題を解けなければいけないでしょう。
2つめは、分かりやすく解説できるか。解くのと教えるのは、別のことです。講師が、入試問題を自力で解けなくても、指導は十分可能です。
さらに3つ目は、学習管理をして、解けるようにできるのか。これまでの2つとは、異質で種類の違う力量です。
もちろん、講師により、その質は様々です。3つとも質が高い講師はなかなかいません。
高校数学の塾、予備校などは、指導形式、講師の力量とも様々です。それほどできなくても、昔よりも、多くの人が参入してきています。選ぶのもかなり難しいです。
高校数学の新しい?指導
基本的に、生徒ががんがん演習する。そして、分からなければ質問する。それのくり返し。
シンプルですが、このスタイルの指導をする塾は、案外多いです。
時間を長く取れるか。月謝を抑えられるか。また、指導できる講師の質と人数。
などなど問題は多くありますが、余計なことはあいまい(いい意味で)にして、シンプルに数学に取り組む。
これからは、そういった新しい?指導が主流になるかも知れません。
