解法の第一感

今回は「解法の第一感」です。

最近、高校の物理と化学で、問題の解き方をどうやって思いつくのか聞かれます。

まず、問題を読みます。そして、どう解くのか考えます。

その一番最初の第一感です。そのひらめきをどうすれば、思いつくのでしょうか。それは、けっこう切実な問題です。

物理や化学の難しい問題になると、最初に何をしたらいいのか分からない時があります。割と頻繁に。思いつかないと解けませんし、(1)から分からないと大量失点になります。

どうやって思いつくのだろうか?

私自身が、物理や化学を解いて準備をするときはどうか。

問題を読んで、これはこの単元だと把握します。そして、ほとんどは、ああ、あの解き方だなというふうに浮かびます。

特に物理や化学は、解法はそれほど多くありません。ある程度練習を積めば、問題を読めば思いつきます。

しかし、これができるかどうかで、大きな差が生まれます。その思いつくかどうかの差はどこにあるのか。また、どうすれば、第一感がひらめくのか。

考えられるのは…

① 問題演習を多く積む。問題を多く解いて、パターンを馴染ませる。

② 各単元を理解する。原理原則から、例題、基本問題と基礎を見直す。

さらに、よくある勉強法としては…

問題演習で全部を解かず、最初の1行の第一感だけを書く。全部解くと時間がかかるので、解き方を思いつく練習をします。

それだけ、最初の第一感は重要です。

しかし、こんなべたなことだけは解決しません。

第一感が思いつかないのはなぜ?

物理化学の方が、数学に比べると、第一感が思いつかないときが多く見られます。

数学の方が、単元が多く、問題の解法も圧倒的に多いです。なぜ?

これは、やはり演習量の差と言えます。数学に比べると、問題を解く回数が少なくなります。

やはり、演習量をこなすこと。見る回数を増やすことでしょうか。

物理や化学は、身の回りの事象がからんできます。一方、数学は具体性がなく、概念です。それでも、数学の方が、シンプルで思いつきやすいのでしょうか。

物理は物理、化学は化学での原理原則の体系が、頭の中で構築されにくいのかも。

では、基礎から見直す?

それは当然必要です。そして、問題集などで基本問題を積み重ねていきます。

しかし、実践演習になると思いつかない。なぜ?どうする?

共通テスト特有?

実は、この「第一感」を思ったのは、共通テスト対策の時です。

最初に何をしていいか分からない。また、解き方が思いつかないという声が多かったのは、共通テストタイプの文章が長めの問題です。

問題文が長く、あまり見たことのない事象についての話で、何をしていいのか見えにくくなります。

必要な情報を取り出し、何を聞かれているのか「読み取れ」ば、それほど難しい問題でないことが多いです。

そう、そこまでに至る過程が難しいとなります。第一感の前に、問題が把握できません。

もちろん、演習不足もあります。いや、量ではなく、このパターンではこう解くということが、頭の中で整理できていません。

ともによくある頻出問題を解くことで、これはこう解くのだと思いつけるように訓練するしかありません。

そして、共通テストタイプも、演習を通して、必要な情報を読み取る訓練が必要です。

 

先程もいいましたが、一度解いた問題を見直して、「解き方」だけを確認していくのが有効です。1問1問につき、こういうときはこれを使うと、確認しておさえていきます。