今回は「塾開業後の生徒数」です。
塾を開く上で、一番の心配は生徒数でした。そして、開校して2年目になっても、ずっと生徒数が気になります。
さらに、3年目以降も。これから受験生が抜けて、また一から集客です。
ただ、しがない個人塾で、そこまで生徒数にこだわる必要があるのかとも最近考えます。売り上げがあり、塾が維持できればそれでいいのではないかと。
塾により、人により、生徒数に対する考えは様々です。
企業塾で先の展開を考えるのと、個人塾でできる範囲でするのでは、考え方も戦略も違います。
私自身は、勤めていた塾でほぼ常に教室長で、生徒の人数を増やすことが仕事だと刷り込まれています。
ですから、生徒数に対する感覚もおかしくなります。
1教室40人で教室閉鎖も、1教室100人以上もありますが、この狭い教室には当てはまりません。
まず1人、5人の壁
塾の立ち上げ時では生徒はゼロです。まず、最初の1人が大変です。
そして、知り合いの塾関係者から「5人の壁」と言われました。すなわち、5人集めるのが難しく、時間がかかると。
それを聞いて、私は正直、5人とかすぐ集まると思っていました。
それに、5人とか月の売り上げが10万弱ですから、それが半年続くと…。すると、赤字で現金減りまくりで、早くも危機です。
それでも、それはヤバいと最悪も想定します。
そして、令和4年度の春に開校予定を、無理やり早めます。1月半ばからプレオープンとして開始します。その期間は入塾扱いでなく、春から正式にします。
とりあえず始めてしまい、準備も並行して進めます。
また、チラシの折り込み、ポスティングも前年12月から始めます。
その結果…
問い合わせはあったのですが、保留と体験を外します。そして、最初の1人まで2週間ほどかかります。この生徒がいない2週間は辛かったですね。
今では、遠い昔のことですが。
それでも、2月末には「5人の壁」をクリアできました。先程の知り合いの人には、驚かれました。
いやいや、たった5人。
開校前に集客すべき
結果的に、無理やりプレオープンして良かったと思います。
もし、のんびりと春に開校していたら、5人集まるのにかなり時間がかかっていたかもしれません。かなり苦戦していたでしょう。
ただし、反省点もあります。
開校前に集客すべきでした。少なくとも、ホームページは作るべきでした。また、ブログも。折り込み、ポスティング時にはできていませんでした。
また、開校時に生徒がゼロは、精神的にきついです。
10人の壁
5人はどうかと思いますが、10人は確かに一つの区切りかもしれません。
というのは、まとまった売り上げになるからです。当塾は単価が安いので、20万弱ですが、それでも大きいです。
かなり小規模なので、塾の経費は賄えます。家賃、光熱費、消耗品その他諸々で、月々10万ほどです。
生活費を除けば、一応プラスになり、経常上黒字という響きがいいです。もちろん、毎月現金減りますが。
さて、その10人は、正式な開校時の春でクリアしています。
これも知り合いの人に驚かれましたが、たった10人です。
最悪を想定していましたが、内心は30人はすぐにいくと思っていました。
それはともかく、早い段階で10人以上来ていただいたことが、今になれば大きいです。つまり、生徒を早く集めてしまうことが大事です。
20人
さて、10数人までは順調でした。次は、20人です。
正確には23人か24人。私の生活費を入れて、プラスマイナスゼロ。すなわち、損益分岐点です。
※ 実際には、開業にかかった資金の償却、融資の返済、税金などで現状30人です。
お恥ずかしい話ですが、この20人までに手こずります。
開校の春に10数名、夏には20名近くまでいくのですが、そこから止まります。
当時は、夏明けには30人超えて、教室を移転するか、2つ目を出すことまで考えていました。
結局、半年以上足踏みします。
30人の壁
塾で1教室30人は、わかりやすい目安と言えます。
先程20名近くと言いましたが、そこから受験生が抜けます。そして、また10数人です。
これを毎年くりかえします。いくら超小規模でも、赤字で現金がすり減っていきます。そして、これはダメかなと絶望もしました。
しかし、3月くらいから問い合わせ、入塾が続きます。気づいたら、あっという間に30人の壁は突破していました。
20→30は3ヶ月くらいでした。
しかし、プレオープンから約1年半で30人は遅すぎです。
満席へ
しかし、この狭い教室ではキャパが小さいです。
今の30数人でも、結構満席感があります。さらに、30人を超えた時点で、一気に管理や雑務が大変になります。
満席は40人?
40人を常時維持することを目指す?
その前に、もうすぐ受験生が抜けます。すると、20数人…。
また、30人の壁に挑むわけですね。
