今回は「小学生の塾の効果」です。
公立小学生で、公立中学へ進学します。
ですから、小学生は塾では学校準拠の学習をします。
週2日、算数と国語で教科書準拠が基本です。また、英語も取り入れます。
塾では、中学校に入った時を想定して指導します。すなわち、中学校に入って困らない。あるいは、有利な位置にいることが目的になります。
さて、その塾での学習を小学校から続けると、効果はあるのでしょうか。また、中学校から通い始めるのと、大きな差が生まれるのでしょうか。
効果はかなりある
私自身、数多くの生徒を指導したり、見てきての感覚です。
厳密にいうと、同じ生徒で、小学生からと中学生からを比較しないと分かりません。
一つ具体的な例を出すと、小4からずっと塾に通っている生徒は、皆県立高校に合格できています。
あまり勉強が好きでなく、苦手でも、やはり勉強を継続したことは大きいです。
算数の計算、基本事項、国語の漢字、読解、英語の読み書き…これらを週2日といえども、続けると基礎学力がつきます。
また、小学生のうちから塾に通うのは、勉強が苦手な場合が多いです。それに対して、小学生の塾が、中学からの予防になっているのは間違いないです。
中学から塾との違い
小学校から塾に通っているのと、中学から塾を始める場合、違いは大きいのでしょうか。
実は、あまり大きな差は感じません。
一つは、国語。できているか見えにくいです。
数学は…計算や基本事項の定着で、当然差はあります。しかし、数学は算数と少し違い、算数をしていたから数学で差が大きく出るとはなりません。
算・国とも、学力をつける点で効果があります。それはじわりと効いてきます。
しかし…
一番違うのは英語です。
今、小学校でも英語を習います。そして、そのため中学英語がかなり難しくなっています。
さらに、指導要綱が変わり、過渡期で混乱もあります。
小学校のうちから、英語を読んで書くと、かなりの差が出ます。ただし、英単語のつづりを覚えて書ける。英文がスラスラ書けるレベルです。
また、もう一つ加えるならば、英数の先取りでしょうか。もっとも、正負の数や文字式を先取りしたところで…あまり…とは個人的には思います。
塾でどういう指導がいい?
では、塾で小学生の学習はどうすれば、中学校で生きてくるのでしょうか。
基本的には、教科書準拠で、基本~標準的なレベルで十分です。
そこに加えて、基礎学力を養成する指導が望ましいです。
漢字の読み書き、ことば、文章問題。そして、算数は計算と基礎事項。
また、個人的には理科と社会。
多くの塾は、受験がないので、算数・国語・英語です。しかし、理科・社会こそ中学に直結します。さらに、柔軟な学力をつけるにもすべきです。
ですから、小6の春は、塾で理科・社会をかなりします。塾でできない場合は、家でするよう宿題にします。
今の時点では、やはり英語が大きいです。しかも、中学校の学習に近い、従来の読み書きです。単語、英文が書けるまでのレベルなら、かなり有利です。
