今回は「塾講師はおすすめしない」です。
塾講師は、職業としてどうでしょうか。
昔、生徒が私を見て?「将来、塾の先生になりたい」と言いました。それは嬉しいことだし、誇りに思います。
しかし、おすすめしません。塾講師は不安定だし、収入も低い、社会的地位も…。やめとけとその生徒に言いました。
夢?を砕きましたが、その生徒は高校の先生になりました。
※ 今回の記事は、塾講師を否定や非難するものではありません。あくまでも、個人的な考えです。
塾に救われる
私自身は、塾の仕事が好きでもなく、特にいいとも思っていません。
ただし、仕事としてする以上は、当然果たすべき責務があります。ですから、塾の仕事に誇りと責任感を持っています。
そして、私自身は塾の仕事に救われました。
病気で大学を中退して、途方に暮れていた私を救ってくれたのが塾の仕事です。他に仕事はできなかったでしょう。
塾がなければ、人生どうなっていたか分かりません。
しかし、生まれ変わったら塾の仕事はしません。来世は、理学部物理学科に入って宇宙を解明します。
塾はだれにでもできる
塾の仕事には、資格も規制もありません。だれでもできます。
塾を開くのも、開業届以外に何もいりません。簡単過ぎてあまりにも拍子抜けで、これでいいのかと思ったくらいです。
大事な子供の教育に関わる仕事ですから、多少の資格や規制は必要と個人的には思います。
そして、だれにでもできるゆえに、塾は乱立しています。コンビニより多いくらいです。それに加えて少子化が激しく進行しています。
また、指導要綱の改訂により、入試も変わろうとしています。いえ、すでに変わっています。
従来の受験に対する古い価値観が通用しなくなり、塾も転換を迫られます。
従来の古い価値観は変わり、それに対応できない塾は淘汰されるでしょう。
塾の仕事は不安定?
塾に救われて、不平を言うのはおこがましいですが、塾の仕事は不安定だと感じます。
私が勤めたのは中小の塾で仕方がないのですが、収入的には高くはありません。転職が多いのは私に問題があるのですが、なかなかうまく働けませんでした。
ですから、早く独立すべきだったと思います。もっとも、若い時に独立していても、成功する度量はなかったでしょう。
そして、今現在も生徒数を増やして維持していくのは大変です。
塾で働くなら大手で働いて、高収入を目指す。あるいは、自分で塾を開いて企業として展開して稼ぐ。そのどちらかならありでしょうか。
もっとも、どの業界も甘くはなく、塾が特別というわけではないのでしょう。
教育?
塾は教育産業に分類されます。しかし、私はえらそうに教育界で働いていると思ったことはありません。
子どもに接する大人の1人として、広い意味での教育はあると思います。挨拶や宿題をする、塾でまじめに勉強するなど、当たり前のことは自然に言います。
しかし、塾はしょせん勉強屋です。勉強をできるようにして、成績を上げる、そして合格が責務です。
純粋に子供たちに教えたい、子どもたちと関わる仕事をしたい。その場合は、他にも様々な職種があるので、塾以外がいいかなと…
今回は、あまりよくない内容ですね。
職業に貴賤はありません。塾の仕事に人生を賭けて真剣に取り組んでいる人はたくさんいます。
もう30年この仕事をしていますが、改めてこの仕事を見つめ直したいです。
