雇われと塾長

雇われと塾長

 

今回は「雇われと塾長」です。

私は20年以上塾で社員として働き、50を過ぎてから塾を開きました。そして、塾長はまだ2年ほどです。

どちらがいいのか比べてみます。ただ、塾長はもっと長くしないと本当のところは分かりません。

今一番思うのは、もっとはやく独立すべきということです。人にもよりますが、50歳過ぎて塾を始めるのはきついです。

しかし、私がもっと早く独立していても、おそらく失敗していたでしょう。あまりにも未熟過ぎて、維持できていなかったと思います。

向き不向きがある

雇われの時は、ほぼすべて教室長でした。その時、私はずっとリーダーには向いていないと感じます。

どちらかというと、人を補佐して支えるタイプかなと。ですから、独立して自営でするタイプでないとも自覚していました。

また、どうしても指導など教務よりにもなります。これは、塾の社員で働く場合は、あまりいいとは言えません。

それでも、強制的に教室長の仕事をずっとしてきました。いい時も悪い時もありましたが、生徒数を増やすために何をするかの思考回路になります。

それは、今大いに役立っています。

雇われvs塾長

正社員は安定。

今の個人事業主や無職や時間給の時に、それは強く感じます。収入の格差に加えて、社会保険料などの支払い。

当たり前ですが、毎月決まった収入があります。

しかし、社員時代の給料は低く、心境は複雑です。私自身が転職をくり返し、さらに不安定でした。

塾長も不安定です。生徒数が増えて安定すれば収入も増えますが、税金など支払いも多いです。そして、一寸先は闇です。

開校して2年。生徒数と売り上げ…で常に苦しんでいます。今はかなり生徒も増えて、食べていけるかなと思いますが、全く安心していません。

これだけの重圧は想像できませんでした。昨年くらいまでは、現金が減っていく恐怖でした。今はそれはないのですが、この先どうなるのかという恐怖は消えません。

そうそう、それから来年度の消費税や住民税の支払いは…

一つは年齢もあると思います。

若ければ勢いで乗り越えられる?いや、性格の問題なのかもしれません。

どちらがいい?

塾出して良かった…と言いたいのですが、今の時点では何とも言えません。

一応独立はして、人生の最期での後悔が一つ減ったかな…という感じです。

それに雇われの方が楽です。たとえ、教室長でも、今のような重圧はなく好きにできますから。単純に塾(会社)に守られて安心です。

塾長なら、自分の好きなようにできる? まあそれは確かですが、独りよがりに陥る危険性があります。それに、逆にすべて自分で判断しなくてはいけません。

一方…

業務的には、独立して塾をするにはいい時だとは感じます。

パソコンやスマホを使い、様々な仕事が簡略化できます。

連絡ツールはLineが便利で、電話の煩わしさはありません。

また、ホームページやブログ、SNSなど価格を抑えて自力でできます。さらに、チラシやのぼり、看板はラクスル、会計はFreee、消耗品や教材はアマゾンや教材会社のネットショップ。他にも、ズームでのオンライン指導、教材作成ソフト…と恩恵を受けられます。

塾は厳しい

しかし、この先、塾は厳しいです。あまりにも塾が多く供給過多で、これからますます超少子化が進行します。特に地方では。松山市内も例外ではないです。

さらに塾はだれでも簡単にすぐに出せます。私でもできたくらいです。

準備は2カ月くらい、100万程度でさっさと始めました。この2年で、さらに新しい塾が3件ほどできています。

これからますます独立が増えるでしょう。正直共倒れが見えて、独立は危険だと強く感じます。

周りのかなり多い個別指導塾とは一線を画してはいます。一周回って集団個別は可能性があると思います。

 

それでも、多くの方にきていただき幸運としか言えません。

どちらがいいかは、もうしばらく経たないとわかりません。