なぜ勉強できたのだろう?

なぜ勉強できたのだろう?

今回は「なぜ勉強できたのだろう?」です。

生徒を指導するとき、どうやったらできるようになるのだろうかと常に考えます。

それは長年の経験で見てきた生徒がどうだったか、数多くの実際の例を元にします。

数多くはありませんが、中学生で突然勉強ができるようになるケースはあります。何がきっかけか分からないものです。

※ 「本人が本気で勉強する」だけなのですが…

また、自分自身がなぜ勉強できたのかも考えます。

今回は、個人的で参考にならないでしょうが、私がなぜ勉強ができたのか。そして、逆になぜできなかったのか探ります。

遺伝?環境?習慣?

私自身は、小5の終わりから中学受験を始めます。その時点で、テストを受けるとすでに合格圏内にいました。

それまでに塾か何かで勉強したことはありません。学校の勉強だけです。

また、小学校の低学年では、ふさぎこみがちで勉強できなかったです。4年生で普通になり、5年生で突然という感じです。

遺伝? 両親とも大卒ですが、高学歴ではありません。親戚には教師は多いですが、難関大学は見当たりません。

環境?  勉強をさせられたこともありません。勉強しろと言われたこともないです。そもそも勉強は学校の宿題くらいです。

家に、百科事典があり、小さい頃からよく読んでいました。…それくらいです。

しかし、算数ができた理由は謎です。中学受験の勉強は一切していません。5年生の終わりの時点で突然できます。

いえ、学校のテストで100点取るのはたいしたことなく、できるかどうかもわかりません。当時の小学校の先生に見いだされて、中学受験を勧められます。

算数ができたのはなぜ?

なぜできたのか分からず、突然変異としか言えません。

実際に、突然才能が開花することもあります。

いわゆるつるかめ算とか、中学受験算数の解き方など一切学ばなくても、自力で問題を解けました。

数に対する感覚が鋭い…というべきでしょうか。

それは、実際に指導して最近わかってきました。

例えば、割合の問題でも、機械的に式をつくろうとはしません。

「定価を30%引きして210円のとき定価は何円?」

ふつうは、 210÷(1-0.3) =300 と求めます。

それを頭の中で、210÷7=30して、30×10=300 と瞬時に頭の中で想像して求めます。10%分が30円という感覚?

勉強しないとできない

その後、塾に入って中学受験の勉強をします。

最初から合格圏内にいたのですが、その後は勉強して、実力テストでも上がり続けます。

当時、その塾から100人は合格していて、最初が80位で、最終的には12位まで上がります。

それなりに勉強して力をつけたということです。

塾で勉強して、家でもしていたように思います。

国語ができなくて、母親とけんかになり、それ以来親は勉強には介入しません。

そして、めでたく中高一貫の進学校に合格します。

そこでは、なぜか中1の間は勉強しました。意味不明ですが、一日中何かにとりつかれたように。

親が心配して止めるほどです。

今思えば、小6と中1の2年間で勉強の貯金を作ったのだと思います。

これは、生徒を見ても痛感します。小学校までの学習習慣がかなり重要です。

勉強しないがしている

中1の学年末テストで1位をとり、燃え尽きて勉強をやめます。

学校には休まず行きますし、学校の授業も受けます。ですから、正確には夜に勉強するのをやめたということです。

宿題や予習はしませんし、テスト勉強もしません。テストもまじめに受けないこともありました。

それが高3まで続きます。

ただし、数学は違います。数学は私にとっては勉強でなく、面白いパズルです。

それに、いくら勉強しないといっても、超進学校で授業に参加している時点で違います。

特に英語は、逃げても逃げてもやらされました。

勉強しないとできない

ということで、かつての神童が、数学バカの秀才程度までになります。

受験勉強はせず、模試でも常にA判定だったところを受けます。

岡山大学医学部(医学科) で当時は情報もなく、楽勝だとたかをくくっていました。

そして、不合格。

勉強をしない私を神様は許さなかったのですね。

一浪して、1日10時間以上勉強してリベンジ…というストーリーではないです。

長年の怠けで勉強する習慣がなく、長時間勉強する力がないです。それに、モチベーションも低く、そこまでつらい受験勉強する気がなかったです。

それでも、我慢して1日3時間は勉強を続けて合格します。

岡山大学以上の難しい試験問題に挑む気概もなく、無難に入れるところに入ったに過ぎません。

別に後悔はしていませんし、入れるところに入るのも当然の考えです。

ただ、勉強時間は必要だなと痛感します。

1日10時間勉強、睡眠時間を削って受験勉強…という道を通っていません。それでも、小学校から通算すると、かなりな勉強時間を積み重ねています。

今思えば、いい環境で、そこそこ勉強したからできたということですね。単純に恵まれていただけです。