化学~電池と電気分解

最近、化学でのお問い合わせが多く、塾でも指導しています。今回塾で行った「電池と電気分解」を例としてとりあげます。

塾で行ったプリントが以下です。こちらをご覧になれば、大体の化学への取り組み方、考え方が分かると思います。参考にしてみて下さい。

化学 電池と電気分解

化学は苦手な人が多く、数学と同じで計算もあり、自分で学習が難しい科目ではあります。しかし、理系にとって、化学をあまり苦にしない、得意な人もかなりいます。

その違いは何でしょうか?

それは、各単元の内容が理解できているかどうかです。ただ理解するだけでなく、頭の中に系統立てて入っていなくてはいけません。

例えば、電気分解で生成される物質は、陽極ではハロゲンか酸素、陰極からは銀、銅か水素。酸素は塩基は水酸化物イオンからで他は水から、水素は酸は水素イオンからで他は水から。電極が同の場合は溶け出す…。

計算問題も、Q=itから電気量出して、ファラデー定数で割り、電子の物質量を求める。そして、各電極の反応式から、求める物質量を求める。さらに、質量や気体の体積を求める…

大学入試は、そこからが勝負です。問題にいかに対応するか練習が必要です。問題をかなり多く解くことで、身につけることもできます。そのやり方が向く単元もありますが、かなり効率が悪いです。

そうやって、各単元を一つ一つおさえていきましょう。