ケアレスミスを防ぐ

ケアレスミスを防ぐには、どうすればいいでしょうか? 主に、算数、数学の計算ミスについてです。

まず、ケアレスミスを含めて、それが実力ということも自覚すべきです。特に、入試では、点数で合否が決定します。きちんと正解を出すことが実力です。ミスがなければ点数が良かったと、軽く考えては直りません。

そして、ケアレスミスは、誰でもすることです。私自身、指導していて、いまだにミスは多いです。ミスをするのを防ぐというより、ミスに気づき修正できるかどうかが大事です。

私自身、学生時代に数学で、テストでどうしてもミスをしてしまい、それを防ぐにはどうすればいいか考えました。

見直すのが定番ですが、そんな時間はないことも多いし、何よりも見直しをするのは面倒で嫌でした。そこで、一度の計算で答えを合わせるように、トレーニングをしようと考えます。

まず、基本的な問題を時間を決めて、まとめて2~3時間で解きます。そして、正解率のデータを取ります。

すると、確かに練習を重ねると、正解率は上がるのですが、100%にはなりません。時間をかければできますが、テストの限られた時間では無意味です。ケアレスミスを完全に直すのは不可能だと悟ります。

そこで、どうしたかというと、単純に速く解く力をつけようと考えました。最終的には、テストは時間の半分で解き、さらにもう一度解いて、答えが合えば正解で解決です。まあ、それは極端ですが、結局は実力をつけることです。

問題を解きながら、その解き方が合っているかどうか考えます。また、途中経過の答えが出たら、その時点で検算含めて正しいか検討します。実は、かなり集中して解きます。

生徒の皆さんが解くのを見ていると、集中はしているけど視野が狭く、一方的に計算を進めているように見えます。途中で、間違っていないだろうかとか考えないのでしょうか?

ですから、変な答えが出ても、それを平気で答えにします。例えば、面積でマイナスとか。途中でおかしいと気づかない。ケアレスミスを直すには、途中で集中して、合っているのかとびくびくしながら解くことが必要です。

答えが出たら検算できるものは、する習慣をつけましょう。例えば、中学生で、連立方程式を解いて答えが出たら、代入して検算に1分もかかりません。それなのに、しようとしません。面倒、時間がかかると言いますが、やっと答えが出たのに✕では嫌でないですか。

最後に、算数・数学でのミスは、多くが答えを出す手前で起きます。マラソンで言うと、ゴールの手前でこけるようなものです。指導していて、体感で8割が答えの手前です。

なぜでしょうか? 問題を解いているうちに、集中もして、答えを出そうとして、スピードが上がります。勢いよく、そのまま答えを出そうとしまい、慎重さを欠くのでしょう。

それには、答えが出る段階でも、抑えて慎重に計算を進めることです。そして、答えが出たら、その答えが問題に合っているのか考えましょう。