以前書いた「教えない」シリーズに続いて、今回は「自分の頭で考える」とは?を何回か書きたいと思います。
前回と重なる部分も多いと思います。また、あくまでも個人的な考えです。
「教えない」では、「原理原則は教えるべき」「問題の解き方は極力教えない方がいい」と結論付けました。また、「自力でできない生徒さんは教えるべき、それが塾の仕事だ」とも。
塾で、「自分の頭で考える」ようにする?
多くの塾さんのHPを拝見しますと、「自分で考える力をつける」「自主的に取り組めるようにする」「自主性を養う」「自立心を養う」などの表現が目立ちます。
さらに「人間性を養う」「社会に通用する人間を育成する」など。それは、正しいですし、立派なことですが、塾の仕事ってそこなんでしょうか? また、そんな大それたことができるんでしょうか?
少し脱線しましたが、私自身「考える力をつけよう」とか「自分で勉強できるようにしたい」と思って、指導したことはありません。
どうやったら解けるようになるか。成績が上がるだろうか。そして、合格できるだろうか。ということばかり考えます。塾は教育産業で、私は「教育者」として、考えが浅いのでしょうか?
当塾のホームページを読み返してみると、「自立」「自主的」「考える力」という言葉はありません。
塾は「成績上げる」「合格する」ために、管理して指導するところだと認識しています。
塾が、「自分の頭で考える」妨げになっている?
一方、塾での指導により、自主性を奪い、自分で考えられなくなる、自分でどう勉強していいか分からないと弊害がある?
私自身、そう感じることもあります。特に、中学生の時、塾でスパルタ的に学習を強制された場合、高校生で伸び悩むケースがあります。これは、私だけでなく、多くの塾講師の意見でもあります。
しかし、「何となくそう感じる」は曖昧です。今回は、その疑問に向かい、考察していきたいと思います。
前回の「教えない」シリーズでは、自分なりの結論がありました。ある先輩講師から、散々「教えるな」と叱咤され続けたのが、考えるきっかけでした。
それに対して、今回は見切り発車です。ただ、本当の意味で考える力を養うのは、学校だとは思います。塾の責務である、学力をつけて、成績が上がり、合格するには「自分の頭で考える」とはどういうことでしょうか?
