塾の指導~1:1,1:2…②

塾の指導で、講師1人で生徒を指導する人数についての続きです。前回は、1:1と1:2でした。

1:1のマンツーマン指導は、家庭教師も同じです。そして、1:1と1:2では、様相が変わります。授業を受ける生徒さんも、もう一人近くにいるのに加えて、自分一人で解く時間があり、感覚が違います。

そして、1:2は個別指導で、おそらく一番多い人数比だと思われます。個人的には、一番効率よく、理想に近い形だと感じます。

そして、今回は1:3以上です。指導する立場からすると、一人増えるたびに、かなり指導が変わると感じます。

講師:生徒=1:3

1対2が、1対3になると、急に指導が難しくなります。

その3人が同じ学年なら、3人でまとめて授業できますから、余裕でできます。そして、それは個別ではなく、集団指導です。

しかし、3人がばらばらの学年・教科の場合、予習などの授業を入れるのが難しくなります。ですから、演習中心でしょうか。それなら丸をつけて、訂正するくらいなら、3人でも少ないですね。

個別指導で、1:3は指導したことがないです。

実際には、どのように指導しているのでしょうか。塾を検討するときに、同じ学年でそろえているのか、演習中心なのかは確認した方がいいです。

講師:生徒=1:4~1:6

個別指導で、指導人数で見られる最大数が1:4です。いや、もっと多い人数のコースもあるのかもしれません。

1:4で個別指導で、学年・教科ばらばらで指導?演習中心なら…できなくはないでしょうか。

私自身、今実際に1:4~1:6の指導が多いです。それは、同じ学年はまとめて、同じ教科です。導入授業もしています。問題集が違ったりはしますが、個別指導ではないです。

この人数なのは、開校直後で生徒さんがまだ少ないからです。増えてくれば、自分一人ではできないので、もう一人講師に入って頂きます。

これは変則なので、参考になりませんが、個別指導では3人が限界に感じます。ただし、学年を揃えて、集団指導の要素が入れば、全く問題ありません。

少ない人数では、緊張感がなく、演習量が少ないなどの欠点も解消されます。

そして、重要なのは学習状況です。勉強の習慣がついていない、成績が平均点に遠く及ばない場合は、1:2の方がいいです。1:3から急に効果が下がり、1:4~はさらに難しくなります。

また、逆にというか、高校生でレベルの高い指導も、同様に感じます。1:2まででしょうか。

1:6は集団指導の範囲だと思いますが、一斉授業では絶妙な人数に感じます。授業をしていると、7人になると急に多く感じます。

講師:生徒=1:7以上

これ以上の人数になると、集団指導です。

しかし、集団個別指導なるものがあります。あるというか、指導の形態はさまざまで、分類できません。私自身、今の指導は、そう名前をつけざるを得ないところです。

以前勤めていた塾でも、よく分からない「集団個別」がありました。臨機応変に対応できない私は、いつももめていましたね…。個別と集団のいいとこどりを唄っていましたが、判断が難しかったです。

巡回型指導とか、へたしたらグループ学習もあります。そうなると、人数とか関係ないですね。

私自身、一斉授業を数多くしました。14人くらいまでが、一人一人を見れるラインに感じます。それが、15人を超えたら多いなとなります。

集団指導でも「少人数」かどうかがあります。何人以下から少人数でしょうか。

先ほどの15人でも、20人とか30人と比べると少人数です。しかし、1クラス15人で、保護者の方から、「少人数と聞いていたが、話が違う」とクレームがありました。

それは、当然ですね。

学生時代に、予備校で1クラス100人の授業を受けたことがあります。今から考えると、凄まじい光景ですね。

中学生であれば、中央高校以上を目指すクラスなら、集団で15人でも問題ありません。それどころか、下手に少ない人数でするよりも、効果は絶大です。