塾の指導で、講師1人に対して、生徒が何人かは様々です。個別指導でも、1:1~1:3、またはそれ以上と違います。今回は、講師1人に対する生徒数についてです。
個別指導と集団指導
集団授業でも、人数は様々です。塾が開校したばかり、あるいは期せずして生徒が集まらない場合、2,3人ということもあります。また、初めから6人まで、10人以内など、定員が決まっている場合もあります。
最近は、一斉授業に、個別指導のコースを加えたり、授業と演習を併用するなど、いわゆる「集団個別」が増えてきました。実は、昔の、個人が家でされる塾にはよくありました。
当塾もその形です。ただ、集団個別って何? そこの定義はあいまいで、分かりにくいです。
※ 一応の定義をしておきます。
個別指導…個々のカリキュラムに沿って、個別に指導する。
集団指導…全体のカリキュラムに沿って、集団で指導する。
実は、生徒の人数は関係ないです。「集団個別」は、例えば授業を全体でして、演習は個別でする形がよくあります。
講師:生徒=1:1
家庭教師と同じですね。塾でも、マンツーマン指導のコースを選べたり、初めから1:1で行う塾もあります。
私自身は、大学生時代に、家庭教師でかなりの数を指導しました。また、塾では、あまり経験がありませんが、1:1の指導をしたこともあります。もっとも、現在は開校直後で、1:1の指導がまだ多いですが…。
1:1をしてみての感想は、生徒さんが問題を解いている間、「暇」ということです。1:1で向き合うと、お互いに息が詰まるような感覚で、私はあまり好きではありません。
それでも、1人では問題を解くことができず、つきっきりでないといけない。また、高校生などレベルが高く、解説に時間がかかる場合は適しています。
そして、わざわざ塾に行かなくても、家庭教師でいいじゃないかと思います。そこは、自宅に来てほしくないとか、費用がやすくなるとかあるのでしょう。
私自身は1:1だと暇になるので、問題演習を宿題にする、解説授業を長くするなどしました。しかし、多くは1:1でする必要があるのか?と疑問でした。
塾の指導ではありますが、1:1は家庭教師の感覚です。もちろん、個別指導です。
講師:生徒=1:2
現在、多くの個別指導で取られている形です。先ほどの1:1や、またそれ以上の1:3などから選べる所が多いです。予算や学習状況に合わせて、慎重に選ぶべきです。
この1:2は私も指導経験が多くあります。実際の指導に加えて、教室長として管理もしました。
1:1では、生徒さんが解く時間が無駄で、その間にもう一人を指導できます。非常に効率が良い方法で、さらに費用も抑えることができます。
もう一人を指導している間に、生徒自身が自分で考えることもできます。私自身、比率としてはベストだと思います。ですから、これが主流になるのも当然でしょう。
問題点もあります。
自力で問題が解けない場合、一人に時間を取られます。その間、もう一人の指導がおろそかになります。指導する側の技量と、それを管理する室長の力量が問われます。
それでも、昔に比べると、教材や指導法が進化しています。各塾での研修もしっかりしています。私が室長だった時は、そんな研修とかなく、逐一支持を出しました。
今回はここまでです。次回、1:3~を取り上げます。
