推薦入試(大学入試)に備える

大学入試には様々な形式があります。入試当日の試験で合否を判断する一般入試。さらに、推薦入試、総合型選抜(AO入試)があります。

推薦入試も、指定校推薦、公募推薦、共通テスト併用の推薦とあります。

今回は、推薦入試に備えるには何をすればいいのかを取り上げます。

推薦入試だけを目指す?

推薦入試だけを考えて、その対策だけをするのは危険です。一般入試でも合格できる力をつけながら、選択肢の一つとして考える方がいいです。

ただし、医学部の推薦を考える場合など例外もあります。

特に医学科の場合、とにかく校内で上位に常にいることが必要です。学校の定期テストなど目の前のテストに集中するべきです。

もちろん、それで学力がつき、一般入試でも受かることは不可能ではありません。しかし、学校のテストへの対策と、入試対策は別と考えた方がいいです。

また、看護科は推薦入試の定員が多く、普段の定期テストの対策に加えて、小論文の対策も考えるべきです。

例えば、高3になって、急に推薦入試を受けたいと考えます。秋ごろに、推薦入試対策で小論文などに時間をとられます。その結果、一般入試の勉強がおろそかになり、どっちつかずになる。そんなケースが目立ちます。

できるだけ早い段階で、推薦入試を受けることを決めておいて、早くから準備を始めるべきです。そして、指定校推薦でない限り、入試の機会が1回増えるという感覚で臨んで下さい。

推薦入試に備える

① 受ける推薦入試を調べる

できるだけ早く、受けたい推薦入試を調べましょう。大学、学部・学科、日程、試験科目など。指定校推薦、学校推薦などの情報は、学校の先生に聞いて確認します。

短い時間で、付け焼刃の対策は危険です。特に、一般入試の対策がおろそかになります。

また、推薦入試でなく一般入試でも、小論文、総合型選抜、AO入試など、一般の学科と違う形式は確認してください。

② 評定を上げておく

定期テストは強いが、模試が今一歩という人は、推薦を意識した方がいいかも知れません。看護科を考えている人は、一般よりも推薦を意識して、高1から手を打って下さい。

評定(5段階)を上げるには、定期テストが重要です。もちろん、提出物、授業態度などありますが、中学までと違って、定期テストなどのテストが重視される傾向があります。

とにかく定期テスト、普段の小テストなどをしっかり取ってください。宿題はきちんと提出しましょう。

高校は普通科であれば、評定は高く出やすいですが、3.9以上は確保してください。もちろん、大学・学科により違います。関西大学、関西学院大学レベルの私立大学ですと、それくらいで今まで受かっています。

国公立の共通テスト併用型の推薦など、国公立大学の看護科などは4.3以上ほしいところです。

③ 小論文、自己推薦文に備える

小論文、自己推薦文では、自分で長い文章を書かなくてはいけません。

また、面接やディスカッション形式で、自分の考えを発言するときもあります。

与えられた事に関して、まず考えなくてはいけません。そして、それを表現しなければなりません。その表現の方法が、書いたり話したりになります。

それは、普段から意識してしていないと、突然できるものではありません。では、どうすればいいか?

ずばり、毎日書いて下さい。「書く」ことは、同時に学力もつける有効な手段です。詳しくは、以前に書いています。👇からご覧になり、参考にして下さい。

書く

④ 興味関心を持つ

例えば、看護科であれば、医療系の話題について。安楽死の問題や、セカンドオピニオン、医療事故など様々あります。

歴史であれば、ある時代についての考察。それに関する論文など。岡山大学の文学部でも、推薦入試があります。作家についてや、文学の歴史など。

そういったものに興味関心を持つのは、当たり前のことです。入試対策で、勉強する意味合いは当然あります。しかし、自ら興味を持って、普段からそういったものに触れるべきです。

実用書、文献、ニュース、ネットで検索する…など。様々な文章や資料に触れると、入試対策だけでなく、将来を考えるきっかけにもなり、学習意欲もわきます。