前回に引き続き、今回は「数ⅡB共通テスト直前対策」です。
目標点を定める、作戦を立てる
数ⅠAでも触れましたが、直前から数ⅡBを追い込んでも、なかなか点数は上がらず非効率です。入試で必要な点数から、目標点を定めて、冷静に取り組むべきです。
特に、数学の苦手な文系では、場合によっては数ⅡBは「捨てる」作戦もあります。ただし、あまりにも低い点数では合否に影響するので、30点、40点は死守するなど決めるべきでしょう。
例えば、現在60点取れるとして、あと10点増やしたい。その10点をどう取るのかを考えます。全体的に、スピードを上げて、ミスを減らして底上げするのか。苦手な単元をして、点数を上げるのか。など具体的な作戦を立てましょう。
数学で点数を見込めるなら、他の教科に集中すべきです。しかし、定期的に問題を解いて、勘を鈍らせないようにして下さい。
基本的な勉強は、数ⅠAと同じ
ⅠAで述べました、「日常的な演習」「テスト形式の実践演習」は、基本的に同じです。
他の教科に時間をとられて、数学の演習量が減ると、力が落ちてミスも増えます。特に、ⅡBでは、計算力が必要です。解く量を維持して、点数を底上げする、安定させることが大事です。
また、テスト形式では、ⅡBの場合、センターの過去問も効果的です。もちろん、黒本などでもいいのですが、過去問は5年分は解いておきましょう。
単元別の演習が有効
苦手な単元を絞って、演習することも有効です。
特に第2問は、微分積分の面積がらみが多く、配点が30点と高く、点数をとりたいところです。過去問の第2問だけを通して解くと効果的ですし、問題集でもいいです。
第2問で、点数を落とす人は、まだ点数を上げる余地があります。計算力勝負の面が強いですが、直前でも効率的です。
また、数列だけ、ベクトルだけと、大問ごとに過去問を流して解くことをおすすめします。通して解くと、共通テスト(センター試験)特有の、誘導に乗っかる感覚がつかめます。
記述の入試対策は後回し
共通テストで、9割以上とれる力があるなら構いませんが、記述の入試対策は一旦止めるべきです。8割程度でも、危険です。
同じ数学でも、問題形式が違うだけでなく、共通テスト独特の問題で、記述対策は共通テスト対策を兼ねません。特に理系の数Ⅲは、極力抑えてください。まだ、理科の記述対策の方が、共通テストを兼ねます。
