共通テスト数学直前対策

今回は「共通テスト数学直前対策」です。共通テストまであと1ヶ月になりました。直前に何をすればいいでしょうか。

改めて目標点の設定、作戦を立てる

やみくもにテストに突入するのは、得策ではありません。特に、難易度が高いと、途中で時間を使ったり、あれもこれもと迷い、大きな失点につながります。

志望大学、学部に合格するのに必要な点数を計算して、目標点を設定します。例えば、60点が目標ならば、各大問で何点ずついる、ここは捨てるなど、細かく作戦が立てられます。

主に、解く順番は留意すべきです。

数ⅠAなら、前半の図形の計量やデータの分析が、問題文が長く時間をとられます。それを後回しにするのもありです。ⅡBもそうですが、第1問に共通テスト特有の、あまり見たことがない問題が多く出されます。ここで、気持ちが動揺し、時間を浪費しがちです。

また、ⅠAの選択問題も、どうするかは決めた方がいいでしょう。最初から選択する2題を決めるか、あるいは試験本番で決めると決めるか。何となく試験に臨むと、迷いが出ます。

2022年度のように、非常に難しいときもあります。2023年度はどうなるか分かりません。ただ、易しくなるとは思いますが、共通テストらしい傾向は変わらないでしょう。

最悪、大問の後半を潔く捨てるなどの作戦も必要です。2022年度を見る限り、数学が得意な人でも起こり得ます。いや、数学が得意だからこそ、全てを解こうとして、撃沈もあります。

数学が苦手な人は、解ける問題は確実に解いて、30~40点くらいは確保。そこから上積みくらいの感じがいいです。それには、事前の想定が必要です。

問題演習は続ける

1ヶ月で、点数を劇的に上げることは、かなり困難で現実的ではありません。それよりも理科社会で追い込んだ方が、合計点は上げられます。

気を付けることは、点数を落とさないことです。

そのためにも、数学の問題演習を続けて、勘を鈍らさないことです。ある程度決まった間隔で、問題演習を継続していきます。

できれば、過去問を解きましょう。過去問を解いていないという人がいますが、ありえません。確かに、1問1問は問題集などで、解いたことがあるでしょう。また、各予備校の黒本などのテスト形式も有効です。

しかし、やはり過去問は問題の質が違います。そして、共通テストの過去2年分は、追試も含めて解くべきです。

年内は、新しい問題をどんどん解いてもいいです。しかし、年が明けたら、新しい問題は控えましょう。余計に混乱するだけです。そこでも、過去問を何回も解いて欲しいです。センター試験の過去問でも、傾向は変わってますが、全然問題ないです。

過去問で誘導に乗る練習

点数を上げられるとしたら、共通テスト特有の「誘導に乗る」解き方を知り、慣れれば、可能性はあります。数学は強いけれども、共通テストになると、点数が出ないという人は案外多いです。

また、各大問の最後の設問で、それまでの設問の解き方を「なぞって」解く場合が多いです。ⅠAの第4問、第5問、ⅡBの数列もそうです。この設問を解くには時間がかかるので、配点が高く要注意です。

ある程度数学が得意な人は、なぞる途中で、その過程がなぜか考えてしまいます。そこで止まり、時間がロスします。あまり追求せずに、なぞることが大事です。

これも、過去問で練習すべきです。解答を見ながらでもいいので、解いていきましょう。

苦手な単元を一つずつ集中演習

他の教科もあるので、全単元を今からやり直すのは不可能です。

苦手な単元か、点数が取れそうな単元かにしぼって集中的に演習も有効です。単元というよりは、大問ごとです。

特に、ⅡBでは、大問別は効果があると思います。注意したいのは、配点が30点と高い第2問。ここは、共通テスト、センター試験の過去問を過去にさかのぼって、解いていきたいところです。

また、ⅠAの整数問題は不定方程式、図形問題は円をからめた方べき、メネラウスなど、傾向はあります。そこに焦点を絞れば、直前でも成果はあると思います。

他の教科に時間を割いて、数学を解くことがおろそかになる。その点は気をつけましょう。