今回は「冬休みの勉強~中3」です。いよいよ入試が近づいて来ました。冬休みに、受験勉強をどのようにすればいいでしょうか。
総復習する最後のチャンス
冬休みは2週間程と短いですが、各教科の総復習をする最後のチャンスといえます。5教科全てができないとしても、苦手な教科は中1内容から通して、やり直しましょう。
特に、これから点数を上げていくためにも、理科と社会は総復習すべきです。
何をするかですが、入試対策の総復習の問題集か、薄めの短期集中問題集、または学校で5教科で1冊の問題集を渡されているかも知れません。
「7日間超スピード完成 中学3年間の総復習5科」(旺文社)、「10日でできる中学3年分まるごと総復習」(文英堂)など。これらの問題集で、5教科をまんべんなく冬休みに総復習すると、入試直前のラストスパートがかけやすいです。
あるいは、塾で冬期講習を受ける人も多いでしょう。塾により、することや教材はばらばらですが、塾の冬期テキストはコンパクトにまとめられています。授業を受けるだけ、1回解くだけでなく、くり返して解きましょう。
過去問をいつからするか
入試対策で、県立入試の過去問は必ず解くべきです。ただ、いつから始めればいいのか迷うところです。国語や英語はともかく、他の教科では、まだ習っていない単元もあります。
個人的には、今焦って始める必要はないと思います。ただ、英語と国語については、今からでも始めることができます。
それよりもおすすめなのは、まず私立高校の入試問題の過去問です。県立の入試問題に形式が近いですし、入試の時期が早く、最後の単元はあまり出題されません。年明けくらいから始めて、3年間分くらい解くといいでしょう。
また、東高、南高、北高を目指すなら、英数国の3教科を先行して、県立入試の過去問を解くのもありです。高校に入ってからの勉強もあるので、主要3教科で実力を蓄えることができます。特に、英語については、高校に入ってからも重要な教科ですし、長文問題を読む訓練をしましょう。
受験へ向かう
受験は、他の人と点数を競いますが、実際には自分自身との闘いです。
勉強するのはきついし、逃げたくなります。志望校に合格できるのか不安にもなります。そういった気持ちに打ち克てるかどうか。人生において、自分を試される関門と言えます。
なかなか勉強に気持ちが向かず、さぼってしまう。遊んでしまう。スマホをいじってしまう。こうなると、まっすぐ入試に向かって努力するよりも、精神的に苦しくなります。
入試までスマホを一切触らない、くらいの覚悟を持ちましょう。気持を切り換えて受験に向かうことは、本人が決意しないことにはできません。
昔、県立高校入試は、倍率が1倍に近く、ほとんどが合格できるので、定期テストみたいなもんだと言った塾講師がいました。それは、暴論でしょう。たとえ倍率が低かろうが、実際に入試を受けることは、簡単なことではありません。
そして、その入試本番を気持ちよく迎えられるように、逃げずにまっすぐ向かいましょう。やらなければならないのは、皆わかっています。そこに理由なんてありません。人生において、ここぞという時はあります。高校入試はその第1関門と言えるでしょう。
また、周りの人は、ただ頑張れとヒステリックにならず、サポートに徹しましょう。これから入試にかけて、本人は精神的に苦しくなり、ふさぎがちになります。あるいは、勉強から逃げるか。そのとき、すっと息が抜けて、ほっとできる状況を作ってあげたいものです。
