今回は「冬期講習は必要?」です。
とっくに冬休みに入ったのですが、他の夏期や春期も含めて、考えてみたいと思います。もちろん、必要かどうかは人それぞれですし、そのときの学習状況にもよるのですが…
塾にとっての講習
塾にとって、講習は収入源です。ですから、講習をとることが必要と言い、とるよう勧めます。それは、サービス業ですから、企業として当然のことです。
多くの塾が、講習での売り上げを、社員の賞与に充てます。貴重な収入源で、そこで働く講師は、受講率を上げようと営業するのも当たり前です。
また、塾により、講習のとらえ方は様々です。
1 通常授業を止めて、講習授業に切りかえる。
2 通常授業はあり、それに講習が加わる。
通常授業では予習、講習では復習が一般的です。また、受験生は、入試対策です。
また、講習は、多くの塾が選択制にしています。しかし、中には、講習は全員参加の塾もあります。その場合、通常授業と講習授業関係なく、一貫して授業をすることが多いです。
入塾する時に、季節の講習がどうなのかは確認すべきです。
冬期講習は必要?
受験生は、必要も何も、受講すべきです。冬期講習を受けるかどうかの話にはなりません。ただし、受けないとなると、塾への信頼感も落ちていて、また別問題になります。この時期に塾をやめたり、変えるのは得策とは言えません。
ただし、全て受けると、かなりの拘束時間になります。例えば、共通テスト前の講習は、慎重になるべきです。個別指導で必要なコマをとるとか、科目の選択ができるなら、利用して自分で受験勉強する時間を確保しましょう。
非受験生の場合、どうでしょうか。
必ずしもとる必要はないですが、中学生の場合、英数で難がある場合は受けた方がいいです。冬休みは短いですが、だからこそコンパクトに復習ができます。
中学英語は難しくなり、多くの中学生が混乱しています。文法事項を整理して復習するには、冬期講習は打ってつけです。数学も、苦手な単元は復習した方がいいです。
定期テストで80点台後半以上なら、私は冬期講習はいらないと言います。他の弱い教科の弱点補強をするなど、提案する程度です。
夏期講習は必要?
夏期は、他の季節と違い、1カ月以上と長いです。その間、学校は休みなので、塾で学習を続ける意義は大きいと思います。通常授業が継続してあるなら、それだけでも、勉強が途切れません。
必要かどうかは、やはり人によります。1学期の内容、あるいは、前学年の内容を復習して、取り戻すには夏期は最適です。ただし、塾がそこまでピンポイントで復習して、きっちり定着までもっていけるのかは、確認が必要です。
また、通常では英数をしているが、夏期に他の理科社会をしたいという場合も、夏は長く復習できていいです。そのときの学習状況に応じて、夏期講習を「選択」することが大事です。
春期講習は必要?
春期は、冬期と同じくらいの長さですが、間に年末年始をはさみません。ですから継続して、学習できます。
また、年度替わりで、学校の宿題や補習も少なく、割と時間に余裕が持てます。精神的にも落ち着いて勉強できるので、私は個人的に、春期講習はいいと思います。
その学年の復習をできるのも春期です。新中1なら、小学校までの復習に加えて、多くの塾が「中学準備講座」をします。数英で先取りをすることは、確かに有効です。特に、英語は、中学に備えて英語を「書く」練習をすべきです。
また、中3は、1,2年の復習が、まとめてできます。
新学年になるまでに、落ち着いて勉強に取り組める春期は是非利用したいところです。