塾の集客⑥

今回は「塾の集客⑥」です。今までの具体例を踏まえて総括したいと思います。

塾は、教務力が強く、テストの成績や合格の実績が絶対条件です。ただし、それだけでは人は集まりません。また、実績がなくても、人が集まり、集客に成功することもあります。※ 教室が長く維持できるかは怪しいですが…

開校まもなくの段階

最初は、なかなか生徒が集まりません。

一昔前なら、新聞折込をすれば、一定数の問い合わせがありました。しかし、今は反応率がかなり低いです。1/10000あればいい方…。また、広告の内容やデザイン、立地、ターゲットが明確かなど、それらの要素にも大きく左右されます。

当塾は、最初はポスティングで生徒を集めました。かなりの時間をかけて、多く配りました。それくらい集客に集中しないと難しいです。最初は、とにかく泥臭く集めてスタートを切ります。

今の時代の集客は、ホームページ、ブログ、SNSなど多岐に渡ります。開校前に、それらを始めて、見込み客を作るのも一つの方策です。全くゼロの状態から塾を始めると、最初は少ない生徒からのスタートになります。

※ 塾をGoogleビジネスに登録するだけで、かなり違います。塾名の検索ですぐに出てきますし、何より無料です。

生徒が来たら、その生徒の成績を上げることに全力を注ぎこむべきです。そして、集客を継続しながら、紹介が発生する段階までもっていきます。

最初から生徒数を多く集めるのか、少ない生徒数から増やしていくのか、あらかじめ想定すべきです。塾経験が浅く、資金がある程度余裕あるなら、焦らずにじっくり勉強しながら増やしていくのもいいです。

強みを持ち、集客の流れを作る

これまでの例で挙げたように、生徒数が多い塾(教室)には、それなりの要因・強みがあります。これらは、意図してつくるものから、偶発的にうまくいくケースがあるようです。

立地がいい…中学、高校のすぐ近く

塾の教室が多い、広い、自習室完備など施設面が充実

ある中学や高校に特化。今までの例だと、中高一貫校、付属小・付属中、ある県立高校など。それらに共通しているのが、夕方の早い時間帯で授業を組めることです。公立小中高と合わせて、非常に効率が良くなります。

指導法も、成績を上げるより、まず集客を考えます。生徒を多く集められるやり方をしないと、後から修正が効きません。たとえ、個別指導でさえも、少ない生徒数で固まらないように、指導の仕方、回し方、段取りなど事前に想定できます。

そして、生徒数が増えて安定すると、紹介・口コミがメインになります。しかし、そこで集客の手を抜くのではなく、継続してバランスよくします。認知度が高まれば、時期ごとにあそこの塾に行こうかとなります。

その時に、自然と広告やホームページ、SNSなどが目に入り、誘発できる形を作りたいところです。

1つの集客でなく組み合わせる

折り込みやポスティングの広告だけでの問い合わせは、昔より減ったと思います。塾を選ぶのに慎重になり、他の人から聞いてでないと不安になります。

1回だけでなく数回触れると、購買意欲も上がります。単発であきらめるのではなく、継続すべきです。また、チラシ+ホームページ、チラシ+口コミなど、いくつかの集客が重なると反応率も上がります。

チラシ単体だけではなく、いくつかの集客を組み合わせるべきです。これは、教室の外向けの掲示、入り口のパンフレット、のぼり、教室内の掲示など、様々なことを含みます。情報誌への掲載や折り込み、安全看板、道路看板…集客の方法は様々です。

門配も効果的ですが、塾が学校の近くにある場合に限ります。また、教室前での門配、教室近くの通学路でもできます。

それらを試してみて、データを取り、塾に合った集客法を探ります。

1つ1つの集客の精度を上げる

また、それらの複数の集客一つ一つの精度を上げることも必要です。

例えば、広告が良くなければ、折り込みもポスティングも門配も効果が落ちます。折り込みの日時も、外すと(遅いと)反応率が落ちます。

ポスティングにしても、配り方により大きく違います。チラシを入れる向き、丁寧にポストに入れるだけでも違います。

門配では、配り方も重要です。まず、配る人数や誰が配るか。むさ苦しい中年男性だけでは怪しいです。渡すときも、明るくあいさつする。通行のじゃまにならないなど。

やり方を間違えると、悪い印象を与えて、逆効果になることさえあります。

ホームページにしても、見やすさ、分かりやすさなど。当塾のHPが下手くそ過ぎて、偉そうなことは言えませんが…。

ブログ、SNSも集客目的なら、その取り組み方も慎重になるべきです。やり方を間違えると、集客の妨げになることさえあります。これも、私は半分趣味で、偉そうなことは言えません。

内部から外に向かい集客をする

塾では、当然強い教務力が必要です。そして、成績を上げる、合格実績が重要です。

しかし、教務力が強くても、生徒数が思うように増えないケースはかなりあります。塾での指導を、塾の中だけで終わらせては生徒は増えません。塾は、どうしても閉鎖的な空間になりやすく、そこの中だけで完結しがちです。

常に外を向くべきです。そして、内部から外に向かい、塾のアピールして、認知度を高めていきます。

例えば、成績を上げたとしても、それを知ってもらわなくてはいけません。それをどう知らせるか。教室前にボードを出して、書くこともできます。掲示も出せます。そして、教室を知ってもらうには、先に述べた色々なやり方があります。

また、生徒や保護者にも、常に働きかけるべきです。ただいい授業をして終わりではなく、生徒に塾がいいと宣伝したくなるように持っていくべきです。露骨な営業はまずいです。

保護者とも懇談はもちろん、接触の機会を増やして、たくさん話をしたいところです。塾の教室だけでなく外に開けたオープンな感じが人を呼びます。例えば、毎日の授業終わりに、外に出て、生徒や保護者と話す。こういったことの積み重ねが、いずれ大きな差になります。

まとめ

ここまで偉そうに講釈をしましたが、私自身が振り返り、いくつも気づかされました。人を集める塾は「型」があると。小中規模の塾は、特にそうだと思います。

しかし、外を向いていないと、そこに慢心して失敗します。生徒が一気に激減するのを、幾度となく目の当たりにしました。

塾コンサルみたいな発言で、不快感を与えたら申し訳ありません。まず、自分の塾を成功させろという声が聞こえます。

今後、当塾が成功した場合、失敗した場合のいずれも、その要因を現在抱えています。もし失敗したら、その要因を公表します。なかなか失敗例はなく、貴重ではないでしょうか。

塾の集客~2年目①

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