塾の集客①

今回は「塾の集客①」です。

私が勤めてきた塾が、ほとんどが多くの生徒を集めていました。そして、大手ではなく、個人で始めた小中規模の塾です。

時代も変わりますが、それらの塾の集客を振り返り、何が良かったのか考察していきます。

A塾(個別指導) 20数年前

昔過ぎて参考にはならないかも…。また、昔過ぎて、あまり記憶に残っていません。

1:2の個別指導で、当時は個別指導自体がめずらしく、松山でも明光義塾さんがあったくらいです。その明光義塾とは考え方が違い、加盟を離れた形での教室でした。松山市の中心部に1教室本部があり、私が室長として働いた教室が郊外にありました。

生徒数は30~40人で、まあまあ多かったです。当時は一斉指導の塾が主流で、個別はまだまだ浸透していませんでした。物珍しさもあり、問い合わせは多かったです。

一斉授業についていけない中学生と、逆に優秀な中学生で二極化していました。また、小1から高3まで、学年も幅が広かったです。塾生や保護者からの紹介が多かったです。

チラシなどの広告は見たことがありません。当時はホームページもありません。私は、駆け出しで若く、右も左も分かりません。集客のことも全く分からず、業務で集客を、意識したことはありません。

A塾から考える集客

やはり、個別指導というだけで、インパクトが強く、定期的に問い合わせはありました。あとは、保護者面談で、強烈な保護者が多く、かなり紹介してもらいました。

ちなみに、講師は大学生が多かったですが、求人に困ったことはないです。力があり、人気がある学生を、がんがん入れて、そうでない学生は遠慮してもらってました。

今でいうと、新しい注意を惹くような指導法でしょうか。オンラインは多くなりましたし、自習型も今一歩な感じです。AⅠなんか画期的で、可能性があるかも。その3つを組み合わせた、新しい塾のあり方を開拓すれば、集客も容易かもしれません。

私は、そこに自習を絡めて、家庭学習の管理などがどうかと考えています。学習管理アプリもありますし、これからどんどん開発され進化するでしょう。

B塾(公立小中一斉指導塾) 20数年前~10数年前

地方の公立小中学生対象の一斉指導塾は、当時は王道でした。塾の数も多く、いかに多くの生徒を集められるかが勝負です。各中学ごと地区ごとに一番塾があり、そこに生徒が集中する図式がありました。その一番塾にならないと、生徒集めが苦しく存続が難しくなります。

現在、塾のあり方も変わり、一斉指導塾は減りました。ただ、依然として地方では、人気が根強く生徒を集めています。個人で塾をする場合、ある程度収益を出すなら、今でも「公立小中対象の一斉塾」が一番成功に近いです。

さて、B塾は、個人で開業した教室が一つあり、二つ目の教室を出します。その教室に、私が室長として入ります。教室の立ち上げから参加します。当時25歳でした。

本部の教室は、各学年2クラス態勢で、塾長ともう一人講師がいました。100人近くはいたと思います。塾長が情熱あふれる人で、一斉授業で生徒を惹きつけて引っ張っていきます。

ただ、指導方針であるとか、システムのようなものは皆無でした。新しい教室に、私がほぼ一人で入り、すべて任されていました。それをいいことに、私はだらけてしまいます。いや、授業にはのめりこんで取り組みますが、集客とか一切考えません。

その結果、約10年で、多い時でも40人程度のていたらくでした。私が退職するのと同時に、教室を閉めましたが、閉めて当然です。

B塾の集客

さて、集客ですが、当時は新聞折込です。その一択で、出せばすぐ問い合わせは数件あるという状況でした。ポスティングも提案されましたが、怠け者の私はしません。広告は、広告会社に外注したと思います。そのときの広告がどんなだったか、覚えていません。

塾生や保護者からの紹介は多かったです。まだ若かった私は、生徒と仲がよく、一緒に遊んでいましたし、保護者の方にもかわいがってもらいました。

近くの小学校の運動会や授業参観に誘って頂いたり、近くの居酒屋でお父さんたちと仲良く飲んだり、見合いの話までもってきてくれる人もいました。

いい意味で、地域に溶け込んでいましたが、それは集客目的ではなく自然でした。

生徒は多く入るのですが、指導がいい加減で、退塾も多かったです。

当時の主流としては、塾が地域に認知されて、一番塾になる。すると、自然と生徒は集まりました。紹介もありますが、新学期ごとに多く入ります。4月になると、あそこの塾に行こうとなります。そのときに、チラシを定期的に折り込みで入れると、誘発を誘います。

熱心に指導して、成績上げて、公立高校の合格率が良ければ、集客に力を入れる必要はありません。ただ、広告を出すことは大切です。

B塾から考える集客

まだ、この流れは、この地区では残っているとは思います。地域で強い塾が認知されていれば、集客は難しくありません。ただ、新聞の折り込みの反応率はかなり落ちました。昔なら、出せば問い合わせが数件あったのが、今では全くないのが普通です。

ですから、集客方法は別にあります。ホームページ、ポスティング、門配、SNSなどでしょうか。

さて、そのB塾ですが、現在も営業はしているようです。前に通ったとき、夜の時間帯で自転車が2台ほどでした。塾長は高齢で、引き継いだのかもわかりません。ただ、ホームページはなく、詳細は不明です。

私自身は集客をしていませんでした。全く頭になく、自己満足な授業をくり返していました。成績は出していました。今ではありえない、いい加減でしたね。生徒が増えるわけありません。当時だから、まだ多少は集まっていたのでしょう。

塾の集客②

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