今回は「教科書を読んでください」です。
教科書は、勉強の基本です。学校のテストや入試問題は、教科書を基準として出題されます。また、問題集や参考書も教科書が元になっています。
しかし、その根本の教科書を読んで、勉強することが少ないように思います。教科書を読むと言うと、古くさい考えでしょうか。けれども、目の前にいい教材があるのに、素通りしていませんか。
小学生の教科書の音読
小学生の時、国語の教科書を音読しますよね。昔から「読み書きそろばん」といいます。読むことは、勉強の基本です。そして、声を出して読むことが大切です。
他の理科や社会の教科書も読みましょう。小学生の間は、しっかり声に出して読みましょう。
また、算数も教科書を読んで、例題や練習問題を解き進めれば、できるようになります。問題集やドリルをするのは当然いいのですが、教科書を一通り読んでみましょう。各単元の原理原則が書かれています。そこの理解は重要です。
中学生は教科書を読んで覚える
これも古くさいと言われるでしょうか。
私が中1のとき、定期テストの勉強は、教科書とノート、プリントでしました。塾には行きませんし、わざわざ問題集なども買いません。
教科書を何度も読んで、チェックして、マーカーを引いて覚えます。英語は丸覚えです。教科書にある英文を全部覚えます。社会ですら、教科書本文を全部覚えるくらいの勢いでした。
効率悪いですが、「暗誦」は勉強の基本です。
そして、この勉強のやり方は、中2くらいまでしか続けられないかも。あまりにも時間がかかり過ぎます。しかし、頭が柔らかい中1の時に、この不器用だが重厚な勉強で、学力の土台がついたと思います。
これは公立ではなく、中高一貫校の進学校の話です。
最上位の生徒に勉強の仕方を聞くと、多くの人が教科書を読んで覚えています。定期テストで90%以上取り、それ以上点数を上乗せするには、細かいところまで覚えないといけないのもあるでしょう。
英語など特にそうです。教科書の英文を日本語にできる。日本語から英文を書ける。そして、その先の暗誦までできる。最近は、こういった勉強が敬遠されています。時間かかるし、疲れるし、格好悪いのでしょうか。
高校数学も教科書が基本
私は、高校生の時、教科書をもらったら、自分で読んでマスターしました。各単元の原理原則を理解する、例題を解き進める。2~3週間で、1冊を読破します。そして、学校の授業は、確認作業です。
また、数学が苦手だった同級生が、あれこれと参考書や問題集に手を出し混乱します。そして、ある時それらをすべて捨てて、教科書だけをやり直します。最終的に、早稲田大学に現役で合格しました。「教科書がすべてだ」と言い切っていました。
基本に立ち返り、教科書に目を向けるのもいいのではないでしょうか。
