勉強をしていると「すぐに忘れてしまう」ことがあります。
人間は忘れる生き物ですし、当たり前のことです。しかし、何度覚えても忘れるのは、何らかの原因があり改善できるはずです。
実際に私自身が指導して、最近定着が今一歩だと感じます。いくつか確認作業して、悪い指導もあったか検証します。
勉強=覚えるではない
特に中学生で、当塾は時間が長く、大量の暗記と演習をこなします。確かに、勉強は学習量ですが、やみくもにしても作業であって、定着しません。
勤めていた塾が、中学生は理解するより慣れろという方針で、そのことは間違いではありません。ただ、そこに私自身が縛られて、とにかく「覚えろ」となってしまいます。
ですから、修正して「理解する」ことを、再三に渡り強調します。
勉強=覚えるという図式で学習すると、覚えようとして緊張して、時間が経つと忘れます。そして、また覚えようとして、また忘れます。これのくり返しでストレスになります。
どうしてこうなるのか理解しないと、覚えられません。
例えば、8桁の数字を覚えるとします。「38167340」を覚えるとして、今何度か書いて覚えても、明日には忘れるでしょう。そもそも、この数字に意味はなく、覚えて何の意味があるのかとなります。
その8桁でも「12345678」なら覚えられます。一生覚えますよね。言うまでもなく、数字に意味があるからです。
そして、勉強は覚えることではなく、理解することです。私自身が「覚えさせる」という意識に、偏っていたのかもしれません。
覚えることを強要しない
勉強は理解することが目的で、覚えることが目的ではありません。
その覚えることを強要すると、「すぐに忘れてします」ということが頻発します。
1 一度に大量に覚えようとする
記憶の仕方としては、よくない方法です。一度に大量の情報を脳に入れようとすると、脳に負荷がかかります。それは長期記憶にならず、脳が忘れようとします。
少しずつでないと、脳が処理しきれません。
回数を分けて、少しずづ覚える。そして、確認テストなどをしてアウトプットする。脳をならしていく感覚です。
2 すぐに全部覚えようとする
これも、塾でやりがちですが、その時に完全に理解させようとします。難しい内容ですと、短期間では脳の許容範囲を越えます。
何回か読んでいるうちに、わかることがあるように、勉強も一度にする必要はないです。塾でも「今日1日では分からなくても、段々分かってくる」と、私はよく言います。
その場で全部覚えて分かろうとするのをくり返すと、脳が拒絶してすぐに忘れてしまいます。
覚える時は、少しでも考えて理解しようとする。そして、何回もくりかえして学習することを心がけましょう。
