算数・数学の問題演習

塾では、算数・数学の問題演習が行われます。

もちろん、全体授業もあります。単元の基本の導入。または、問題解説を一斉に授業をします。また、個別指導でも、単元の導入を授業でする塾が増えています。

一方、一斉授業では、逆に演習が取り入れられる傾向があります。

算数・数学は、実際に問題を解かないと力がつかない。そう考えての変化でしょう。しかし、私は塾を始めたころから、塾での演習にずっと違和感があります。

塾での演習とチェック

演習は、各自が問題を解いて、それを講師が丸つけするとします。そして、生徒自身が訂正します。

全体で解説して、生徒自身が訂正は、厳密には演習と別に考えます。

個別指導、家庭教師での演習

個別指導や家庭教師での演習は、純粋に演習と言えます。何を解くのか、解くペースは、他の生徒に影響されません。

その解くペースが、個別指導では、遅くなりがちで、成績が上がりにくいという考えがあります。

しかし、一斉より、生徒一人一人個別に合わせる点で優れています。

一斉授業、集団指導での演習

違和感の1つは、ここにあると気づきます。

演習というと個別にするイメージですが、まわりに影響されます。生徒数、他の生徒のレベルや性格、その時の状況。あるいは、何を解くかも変わります。

一斉授業や集団授業では、個別指導よりも、教材がしぼられます。もっとも、一般的な個別指導塾でも、細分化は難しいですが。個別指導でも、教材は多くて3パターンくらいでしょう。

結局、演習は「完全個別」でなければ成立しない。とさえ感じます。

しかし、いい点もあります。回りに影響されて、スピードが上がります。また、回りにつられてレベルも上がります。これらは顕著に出ます。

塾で演習とかストレスでは…

私自身が、仮に生徒として、塾で演習を受けるとします。

「無理」です。

だって、解いたのを一々丸つけられる。下手したら説明までされるとか面倒です。自分で考えて直すので、解答があればいい。塾講師じゃまとなります。

各単元の原理原則の授業なら、まだ我慢して受ける?

高校生の時、予備校で短期で授業を受けたとき、自分で解く方がいいと思いました。何で問題の解説授業に、高い金出すのか意味不明。鮮やかな解説で、一瞬すごいと錯覚しますが、解答解説があれば十分です。

さらに、予備校では、数学の講座を受けるのをやめました。授業を受けるのが時間のムダですし、問題も難しくありません。

まあこれは、私が算数数学が得意だったから。上からの感覚とも言えます。さらに、古い昭和の考え方もあります。

そこで、時折感じるのが、私が塾で算数数学を受けていたら、果たしてできるようになったかです。

おそらく、潰されていたのではないかと強く思います。狭い限られたレベルで、何か解き方だけを押しつけられる感覚です。

たまに、算数数学で素質があると感じる生徒もいます。その時は、余計なことをしないよう心がけます。塾での偏った演習で、才能を潰してはいけません。