今回は「塾の集客④」です。塾により、生徒数を増やす手段は色々あります。正解はなく、塾が各々でその形を作れるかによると思います。
F塾 小中学生の集団指導
40年以上されている個人塾です。夫婦で、民家でされていて、いわゆる寺子屋スタイル。ひたすら問題を解きます。導入は全体でします。
そう、当塾はそこのやり方を踏襲しています。
さらに、息子さんが高校部を始めて、会社組織にします。
自社ビルで、今は小中学部は、家とビルの2つでしています。教室をさらに2つ出します。
塾全体で広告を出します。春の新年度に出すくらいです。ホームページ、Facebookでの更新はあまりされません。合格実績を全面に出しています。
とにかく生徒数が多い。小1から中3まで、私は最後は小中学部に入りますが120人以上、全体では300人程です。
F塾小中学部の集客
長年の信頼が絶大で、常時問い合わせがあります。紹介、口コミです。
人数が多いので、高校の合格者が多く実績があります。実は、他に強い一番塾があります。2つの塾で、シェアがかなり高いです。
ただ、塾に対して寛容な地区で、異様に見えました。
教務レベルは高いとは言えません。中下位層は見切れていなく、合格率も高くないです。
入塾は常に多いのですが、退塾も多く、大量にやめるケースも頻繁でした。また、私も含めて、職員の離職がかなり多いです。
ワンマンで仕切り、組織としては難しく見えました。後継者もいず心配ですが、勝手ですが、私がその意志を引き継ぐ思いでいます。
しかし、長年継続の力は絶大で、それは力強い集客になります。
さらに有利なのが、国立の付属小、付属中。塾が学校の近くで、しかも優秀な生徒が多い。
夕方早くから授業で、効率よく回ります。さらに、公立の上位層も多く集まります。地の利が大きく、集客できる形になっています。
とはいえ、長年精力的に指導を続けて、地域に根差してるからこそです。
F塾高校部
私は、F塾の高校部の責任者として入社します。5年程勤めます。高校部は、近くに公立高校があり、そこの生徒が対象です。
偏差値で言うと、55くらい。国公立大学に合格は上位25%程です。
もう1つ教室を出して、これも公立高校の近くです。こちらは、地区でトップの高校です。
私が責任者の間、初め60人くらいから最後は100人を越えました。
しかし、塾長とはそりが合わず、責任者を外されます。外されて1年で、生徒は激減して、70人を切ります。
大学生が多かったり、社員の指導レベルが低く、教務は弱かったです。大学合格実績も良くなかったです。
近くに強烈な一番塾があり、差は歴然です。ただ、それでも生徒は多く、2つ目の教室も集客は成功しています。
F塾高校部の集客
私自身は内部に集中できて、生徒を増やすことができました。
まず、高校部は高校の近くが絶対だと感じます。そして、大きな箱が必要です。自習室を含めて、人数を抱えられます。その高校のシェアは10%を有に超えます。
学校帰りに寄れて、授業を早く開始できます。生徒は、塾に通い安いです。
さらに、小中学部が生徒数が多く、持ち上がりが多く安定します。高校部への継続は、私はかなり力を入れました。
集客は春の広告ですが、3月の合格発表と4月の入学式での門配が大きいです。もちろん、認知度の高さとあいまってます。
その後、春の門配ができなかったかで、新高1が異常に少なかった時がありました。
これだけ高校生を集めるのは、他からすると異質です。狙ったのか、たまたまか、はまったやり方があります。
高校数学の指導が当たった?
それが高校数学の指導です。
まず、その日にするプリントを作成します。数研出版のStudyaidを使います。
この問題作成ソフトは、数研出版の問題集、チャート、入試問題から編集ができます。これを見つけたのが当たりとさえ言えます。
プリントは担当者が作成。その日にやりきり、終わるまでします。宿題はなく、完結します。
授業は、大学生のバイトが巡回して個別に見ます。私も加わりますが、違和感が強かったたです。
大学生はセンターで7割も取れない学力で、プリントもその日に渡されます。かなりいい加減です。
それでも、その数学のシステムが当たったのは間違いないです。
さらに、私はやり方に改良を加えていきました。導入テキストを作り、私が簡潔に授業をします。
そして、その後に、練習問題をプリントでして、大学生が巡回します。数学が弱い生徒が多く、とにかく分かり易さに徹しました。
この例から分かるように、指導のスタイルでも、集客はできます。
教務が弱くても人は集まる。それを知ることができました。人数を抱えられるやり方が重要です。教室の広さ、席数の多さ、高校のすぐ近く、大学生を多く入れて雰囲気を出すなど。塾には様々なやり方があります。

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