岡山大学、広島大学の壁

今回は「岡山大学、広島大学の壁」です。

先日、「国公立大学の壁」を述べました。そのときの基準は、大まかですが愛媛大学に合格できるかでした。

そして、今回は、その一つ偏差値が上の岡山大学、広島大学の壁です。文系は英国の力の延長線上にありますが、理系は大きな壁があります。

※ 医歯薬系は除きます。医歯薬系については、また機会があれば取り上げます。

愛媛大学と岡山大学、広島大学の差

岡大以上に現役で合格できるには、大雑把ですが…

地方トップ公立高校で上位約4割、2番手校で約3割、そして、偏差値55くらいの高校で約1割といったところです。

以前の国公立大学編では、「強い」というあいまいな表現をしましたが、岡大以上になると、その強さをより感じます。

ただ、岡山大、広島大に合格できる可能性があっても、安全に愛媛大学に進学するケースは、かなりあります。その境に位置する人は多くいます。

英数の地力の差

岡大以上に合格できる可能性があるためには、英語と数学の地力が必要です。それは、広い意味での学力に加えて、英数の力がさらに足されます。

文系でも、共通テストに数学があります。それに、経済学部など記述で数学を選択することもあります。

また、理系でも、英語がある程度は(偏差値55以上)できないと、難しくなります。

共通テストの英数で、7割程度とれる力が必要になってきます。そして、記述試験では55%程度得点が必要です。

記述試験の教科数の多さ

また、愛媛大学と岡山大学・広島大学の大きな差が、記述試験の教科数です。以下は、一般入試の記述教科の比較です。※ 詳細は異なる場合があります。

愛媛大学(法文)…2教科(英国)         岡山大学(法)…2教科(英国)

愛媛大学(教育)…1教科、面接         岡山大学(教育)…2教科

愛媛大学(社会共創)…1教科、面接        岡山大学(経済)…2教科

愛媛大学(理)…1教科(数or理)         岡山大学(理)…3教科(英数理)

愛媛大学(工)…2教科(数英or数理)       岡山大学(工)…3教科(英数理)

愛媛大学(農)…2教科(数理)          岡山大学(農)…3教科(英数理)

というふうに、教科数が岡山大学になると多くなります。また、記述試験の得点比率も高くなります。

特に、理系ではその差が大きく、岡大・広大の壁は、まさにそこにあります。これまでに、共通テスト(センター試験)である程度点数が取れても、この3教科に耐えられず、受験大学を下げるケースはかなりありました。

基礎学力に加えて必要なもの

文系では、より強い語学力が必要です。英語と国語ですが、特に英語でしょう。もちろん、数学など他の教科の力も必要です。

理系では、ある程度の英語力がまず必要です。共通テストで最低6割、記述でも半分近く。そして、数学・理科の力があるかどうかです。

以前の国公立大学編でも言いましたように、考えて取り組めるかどうか。パターンとして、機械的にマスターしていくには限界があります。

そして、これは私の偏見ですが、岡大・広大に現役で合格した人は、総じて理科が安定していました。特に、化学。学校の普段の勉強から、きちんと取り組めている証拠です。

それも、なぜそうなるのか理解しようとする。そして、覚えるべきところを、体系立ててつかんでいる、という感じでしょうか。

※ あくまでも個人的な見解です。また、大雑把な感覚です。継続的に、考えながら勉強を積めば、合格は十分可能です。