県立普通科の壁

今回は「県立普通科の壁」です。

松山市で、県立普通科の松山東高、南高、北高、中央高までとします。そして、大学進学を目指します。

中学生のうちから、漠然と、県立普通科へ進んで、大学へと想定するする人は多いと思います。

では、その県立普通科に進むには、どれくらいの学力が必要でしょうか。「県立普通科の壁」はどれほどのものでしょうか。

※ あくまでも目安です。内申点は別問題として、純粋に学力での話とします。

上位何%まで?

かなり大雑把ですが、東高で上位5%、南高で上位10%、北高で上位15%、中央高で上位20~25%です。

松山市内の中学生の人数と、これらの高校の定員を合わせて計算するとこうなります。

多少甘く見積もって、25%以上。4人に1人の割合です。

この数字は、知らない人が見ると、意外と難しいという印象を与えます。

例えば、久米中で1学年280人中、中央高校は70位以内。いやできれば、60位以内でないと厳しいです。

※ 久米中は上位が強く、40人近くが、東高・南高に進学しています。

学力的な県立普通科の壁

この、中学校で上位4分の1に入るには、学力的には、どれくらい必要でしょうか。

例えば、定期テスト。

定期テストで国数英理社の5教科の500点満点中、400点取れる力があるかどうか。もし、400点を一度も取れないようでは、かなり難しいと言わざるをえません。

400点を常時超えてきて、県立普通科に合格できる可能性がある。そして、高校の勉強に耐えられて、大学進学が見えてきます。

しかし…。

これは、一昔前の感覚と言えます。というのも、中学の指導要綱が改訂されて、中学で習う内容が難しくなったからです。特に英語。

それにともない、定期テストの平均点も下がっています。400点が、390点や380点でも…。若干低いかなと感じます。

それでも、中央高校以上に行くのに、400点も取れないようでは…。それだけの勉強に耐えられない、習う内容が身につかない、問題が解けないと厳しいです。

個人差、成長の度合いが違う

ただし、中学の3年間で、成長の個人差が激しいです。最初から、しっかりして、勉強できる姿勢ができているケースもあれば、あとから急激に伸びるケースもあります。

ですから、現時点での学力や、学習状況では判断できません。

中1、中2のある時点で、勉強に目覚めて、急に伸びることは多々あります。

私自身、数多くの生徒を見てきて、その時点で、どこどこの高校に行けるとある程度は見えます。あるいは、その先の高校の勉強にも十分ついていけると。

ただし、それは、上位の南高、いや北高…以上が多く、たいてい勘は当たります。ですから、生徒には「あなたは南高」としょっちゅう言ったりします。決して、嘘ではありません。

しかし、中央高校ラインになると、あいまいで判断がしづらくなります。

久米中で言うと、中2の後半以降で、120~90位くらいと、70~50位になるとかなりの差を感じます。

それが、中2の前半までだと、はっきりした差は感じませんし、それ以降の勉強でどうにでもなります。

成長の差もありますし、特に本人が自覚して、本気で勉強し始めれば、中央ラインは突破可能です。

最低限必要な学力

少しきつい言い方ですが、最低限必要な学力はあります。

普通に文章が読める。小学校レベルの漢字、計算ができる。また、習ったことをある程度理解できる。

自分で復習して勉強できる。覚えられる。問題を解くことができる。

そして、多少の学習に耐えられる。勉強できる環境がある。多少の学習習慣がある。テスト前は、さすがに勉強する。…など。

私は、そこに話せる、自分の考えを表現できると足したいですが、それこそ個人差が大きいです。

最後に一つだけ。今の中学校の学習では、英語が大きなウェイトを占めます。できれば、小学校のうちから、英語を「書ける」ように練習しておきたいです。