単元別?(数学大学入試)

今回は「単元別?(数学大学入試)」です。

数学の受験勉強する場合、たいてい問題を解きます。

その時に、単元別にした方がいいのか。あるいは、ランダムにした方がいいのでしょうか。

単元別

たいていの問題集は、単元別に編成されています。

単元の分け方は様々です。教科書通り、章ごとに分ける。あるいは、大雑把に「式と計算」「図形」のように、いくつかの単元で分けているものもあります。

また、共通テスト対策ですと、大問ごとに分けられていることが多いです。

さらに、チャートなどの参考書も、当然単元ごとで、教科書の順番と同じです。

すなわち、単元ごとに、解いて復習するのが王道と言えます。

同じ単元の問題を続けて解いた方が、理解も深まりますし、定着も高いでしょう。

単元別のデメリット

しかし、単元別の学習にもデメリットがあります。

その単元の問題が多く、なかなか進まないと、多くの単元をこなせません。そして、総合力がつきません。つまり、テストでできない。テストは、ランダムに出題されますので、当然です。

そして、単元ごとにつぶしていくと、前にした単元を忘れてしまいます。その一つの単元に触れるのが、数ヶ月に1回とかなると、記憶に残りません。

また、問題集や参考書を進める場合、最初の方の単元で挫折してしまい、あとの単元までいきません。

さらに新しい問題集を、意気揚々と始めても、途中で挫折。特に、数Bのベクトルや数列がおろそかになりがちです。

デメリットの解消策

それらのデメリットを解消するためには、どの単元を、どのペースで解くかの計画が必要です。

全部解くのではなく、問題数を減らして、一つの単元に時間をかけない。数問ずつ解いて、何巡もする方が、定着は高いです。モチベーションも保てます。

また、夏に解く場合、苦手な単元から始める。さらに、苦手な単元順に書き出して、その優先順位をつけます。そして、その順位の順番で、解いていきます。

ランダムに解く

共通テスト対策でいうと、黒本(河合出版)などのテスト形式の問題集。または、記述なら過去問など。模試の解き直しもそうですね。

これは、時期にもよります。

入試が近づけば、より実践演習のため、ランダムに解く割合が増えます。

※ 問題集、参考書はたいてい、単元ごとになっています。

一般的には秋以降でしょうか。もちろん、数学の力や、志望大学など、状況によります。夏は焦らずに、問題集で単元を意識した方がいいです。

ランダムに問題を解くと、場当たり的になり、力がつきにくいです。よほど数学が強くて、過去問を解くなら分かります。

いや、それでも、単元は意識した方がいいです。

例えば、九州大学を志望する場合。「九州大学への数学」と名のついた問題集があります。その問題集も、出題の傾向を分析しつつ、単元別(分野別)に編成されています。

各大学で、それぞれ特徴があります。それを単元別に把握するといいでしょう。

共通テスト対策の問題集(テスト形式)

ランダム系の中で、共通テスト対策をテスト形式の問題集があげられます。河合出版の黒本、駿台の青本、代々木の白本などあります。

個人的には、黒本がおすすめですが、いつからするかは慎重になりましょう。

一般的には、秋以降、共通テスト本番に向けて、定期的にするのがいいです。採点もして、記録に残しましょう。

当塾でも、9月からします。勤めていた塾でも、やはり9月から始めました。

夏からするのは、個人的には少し早いかと思います。模試で70点以上取れているなら、してもいいとは思います。

※ ただし、共通テスト特有の、文章量が多く、新しい傾向の問題に慣れるために、早くから取り組むのも否定はしません。

 

単元別演習→ランダム(テスト形式、過去問)という流れでしょうか。双方の併用は、やめた方がよさそうです。

先程言いましたように、単元別にする場合に、やり方は考えた方がいいです。

薄い問題集をすれば、いいような気もしますが。