今回は「演習中心の欠点①」です。
当塾は「小中学生徹底演習」を掲げています。単純に、問題をたくさん解いて力をつけていきます。
昔は、一斉指導の塾が多く、私も長く一斉授業をしていました。ただ、全てが一方的な解説授業ではありません。生徒が実際に解く時間もあり、演習がゼロではありませんでした。
そして、個別指導など少人数指導の塾が増えて、演習の時間が増えていきます。実際に問題を解く=力がつくという考えです。
しかし…
ただ問題を解くだけでは、成績が頭打ちになるケースが出てきます。それは、私自身が個別指導の教室で、実感したことでした。
最近では、個別指導でも、導入などの授業をするのが主流になっています。
当塾でも、100%演習ではありません。全体の解説授業、暗記事項のテストもします。
ただ、演習だけでは「成績は爆発的に上がらない」と壁にぶつかります。
これは、私自身の力量のなさをさらすことになりますが、改善していくべきです。「中学生の成績を上げる」シリーズと合わせて、探っていきたいと思います。
演習中心(中学生)で成績はどうなのか?
いきなり核心で、きついところですが…
当塾は、私が勤めていた塾の指導を参考にしています。
その塾では、中学生はひたすら問題を解きます。もちろん、全体授業、覚えてからテストもします。それでも基本的には、莫大な量の演習を積みます。
当塾が、1日3時間という非常識?な時間にしているのも、その塾をまねています。
ただ、中1,2は週3日、中3は週4日でした。当塾は、中1、2は週2日、中3は週3日です。その差がどうかも、検証すべきです。
さて、その塾では、成果は出ていたのでしょうか。
生徒数はかなり多かったです。1教室で、小中合わせるて200人近くでした。講師は、社員を含めて5~6人、バイトが数名入ることもあります。
生徒が解いて、各自講師が丸付けするか、全体で答え合わせをするか臨機応変に対応します。
その塾は、地理的な条件もあり、成績上位の生徒が多かったです。そして、各中学で1位から一桁順位まで多くを占めていました。最上位層では、成果が出ていたと言えるでしょう。
ただし、中下位層は、あまり成績が良くなかったケースも目立ちました。あれだけ問題演習をしてなぜ?
空回りしている感じが強かったです。もちろん、それは把握されていて、どうしようかと試行錯誤をされていました。
当塾では、演習中心は合わない?
一応、成績は上がります。普段の学習に加えて、定期テスト対策もします。
しかし、なかなか上がらない。悪く言えば停滞したままのケースもあります。今回は、それを受けての苦慮です。
基本が身についていないのに、いくら問題を解いてもできない。
これが一般的な解答です。
そして、前の塾で生徒が言った言葉。「よく分からないけど、テストの点数は上がる」
この言葉がずっと引っかかっています。
読書百遍、習うより慣れろという言葉もあります。問題演習など、多く触れることにより、自然と理解が深まります。
ただ、理解力がある生徒はいいですが、わからないままになると苦痛です。そこのバランスが問題でしょう。
演習中心自体は、今後も変えるつもりはありません。しかし、何をいつどれだけ演習するのか。演習以外の、導入、暗記などをどうするか。検討して変えていきます。
先日も、英語が全く分からず、ワークが解けない生徒に対応しました。全員一律でワークをひたすら解け…は基本線なんですが、当塾なりの、また生徒個別のやり方ですべきです。
それは、1年ほどやってみて分かったことでした。
次回は、「ただ解くだけ」勉強ではいけないのか。どう改善するのかに迫りたいです。
