今回は「塾で成績上がらない言い訳」です。
特に、中学生の定期テスト。公立中学生対象の塾であれば、定期テストで成績を上げることが使命です。
※ 今回の成績は、定期テストの5教科の順位とします。本来は、高校入試では内申点が対象で、5段階評定が成績です。
しかし、現実には全員が上がるわけではないです。また、上がり続けることも、そううまくはいきません。
そこで、「成績が上がらない」のがなぜか。それを「言い訳」として挙げていきます。
目次
① 家で勉強しないから、自分で勉強しないから
一番多い「言い訳」でしょう。昔は、私もこう言っていました。そして、これは事実です。
塾で週2日、3日勉強したところで、他の日に全く勉強しない。また、テスト前に勉強しなければ、テストではできません。
じゃあ、塾は何のためにあるの?となります。
家での勉強を塾で肩代わりする。例えば、テスト前に長時間塾で勉強するなど。どこまで塾が背負うのか。
また、家庭学習の管理も塾でするのか。
② 成績を上げるには時間がかかる
これもよく言いますね。最低3カ月、または半年かかる。そして、これも事実です。
ただ、範囲がある定期テストで、点数を上げられない?
塾で、短期的に成果をあげられないのは問題でしょう。たかが定期テストです。
新しく塾に入り、最初は気分一新で勉強して、すぐに上がることは多いです。それを塾で誘導すべきです。
ただ、そのあと停滞、あるいは元に戻ることも多いです。力をつけるには時間がかかるのは確かですが、その力をつけるのも塾です。
③ 相対的に上がらない
例えば、中3生の2学期以降、実力テストでなかなか順位が上がらない。これだけ勉強したのに。塾の意味あるのかとなります。
しかし、中3の夏からは、多くの生徒が勉強を始めます。周りと同じくらい勉強をしたというだけのことです。他の人も勉強していて、順位は相対的なものです。
また、多くの人が塾に通っていて、そんなに簡単に上がるものではありません。
すべての塾で成績が上がるなら、全員順位が上がり続けます。それは、確かに現実にはありえません。
…これは言い訳の最たるものです。
他の塾よりも、学習成果を出せてこそ塾に価値があるはずです。ということは、多くの塾では、そこそこの成果しか出せていない。
それなのに、これだけ多くの塾が潰れずに生き残っています。
それらの多くの塾とは違う成果が出せるはずです。いや、出せないとならのうのうと生き残るべきではありません。これは、自戒です。
④ 塾で成績を維持できている
塾に通っているので、何とか今の成績を維持できている。
これは、私が一番嫌いな言い訳です。
しかし、生徒によっては、これは事実です。塾で、どうにか現状を保てているなと感じることは多々あります。
しかし、絶対に口には出しません。
他の塾に行けば、成績が上がることもあり得ます。また、塾をやめて自分で勉強をすると、成績が上がることもあります。
いや、結構あることです。これは、塾が合っていない。また、塾自体が機能していないことも要因です。
⑤ 学力不足、やる気がない
まあこれも…。現実ではその通りなんですが、やはり口には出しません。
塾でやる気を出させる、学力をつける。
それが塾の仕事でもあります。
学力をつけるには時間がかかります。また、やる気がない場合は、非常に厳しいです。本人にやる気がないと、学習成果も上がりません。
例えば、中3生の実力テストで、上位にのし上がるのはかなり難しいです。上位層と比べると、学力差が大きいのは現実です。
また、勉強量も大きな差があります。それは、本人が気づいていないだけです。
さらに、生徒自身が塾に通うのが嫌で、それに対して塾の負荷も大きいです。つまり、「やる気がない」です。本来は、塾で強制的にさせるべきです。
現実には確かだが、言い訳。
本音と建て前があります。確かに、現実的に、成績を全員上げて、さらに上げ続けるのは不可能です。
成績は上がらなくても、勉強についていければいい。というのもあります。
しかし、
やはり順位が上がらない、下がるとショックです。私自身の無能さを痛感します。
高い月謝をいただいて、貴重な時間を割いています。それで、成果を出せないのでは、塾は何のためにあるのかと常々疑問です。
私自身の指導は、他の多くの塾と同じように、そこそこでしかありません。そんな塾が、生き残ることに怒りすら感じます。
実際には、成績が上がる塾はあります。私が勤めていた塾でもありました。
少なくとも「言い訳」はせずに、目の前のテストに取り組みます。そして、今回の期末テストでは、結果を追います。
