今回は「中学生の国語①」です。
中学校の5教科の中で、国語はどういう存在でしょうか。
国語は後回し?
例えば、テスト勉強をするとき、一番後回しになりがちな教科です。それは、国語はまあ何とかなるかなと感じてしまうからです。
漢字を少し勉強するくらい。また、文法はよく分からないと言います。でも、分からなくてもそれほど危機感はありません。
さらに、高校入試で受験勉強で、国語はどうでしょうか。あまりしないのでは?
国語は後回しにされます。そして、最後に国語で悩みます。
そこで、国語をどこまですべきなのか。何をすべきか。そして、そもそも国語は大事なのか。
また、塾での国語の扱いも微妙です。
ということで、「中学生の国語」シリーズでとりあげます。
※ 当塾では、国語を中2でもすることに踏み切りました。それだけ重要です。
国語は大事
さて、「国語が大事」であることは間違いないでしょう。多くの人が大事と言うと思います。
なぜならば、国語は全教科に通じるからです。文章を読む力、それにどう答えるか表現する力、国語力がなければ勉強はできるようになりません。
例えば、中学生の英語で点数が伸び悩むことがあります。その原因の多くは、読解力不足でテストに対応できないことです。
英語は国語以上に伸びないとよく言われています。
国語力をつけないと、成績はなかなか伸びない。学力がつかない。すなわち、根本的な解決にはならないと言えます。
では、国語を優先的にするべきでしょうか。しかし、多くの人が国語を後回しにして、塾でも国語は最後に回されます。
国語という教科と、国語力
ここで気をつけたいのは、「教科」としての国語=国語力ではないということです。
例えば、中学校で習う国語で教科書準拠の学習は、国語1教科の学習です。国語力は一番大切ですが、国語という教科が一番大事かというと…一番とはいいにくいです。
やはり、数学と英語となります。
教科の壁を超えた国語力が必要で、それをつけるにはどうすればいいか。
① 5教科総合の学習で、学力そのものをつける。
② 教科を超えた学習で、国語力をつける。
その詳細はまた次回以降に…。
私自身は、国語教室を開きたいです。目先の成績を追うのではなく、本物の国語力(学力)をつける。読書と作文が軸でしょうか。そこに、討論(ディスカッション)を入れましょうか。
ちなみに私は、完全な理系です。
国語力と双璧をなす「算数力」推しです。
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