今回は「中学生の国語②」です。
前回、教科としての国語と学力を示す国語力は違うと述べました。
国語が重要なのは言うまでもありません。
「国語力」をつける方法は
① 五教科を総合的に学習する
② 教科の国語を越えた学習をする
と考えます。
ですから、中学校の国語(教科として)の学習は二の足を踏みます。
国語力と算数力
ここで横道にそれます。
国語力が何かの定義によりますが、学力は国語力と算数力の2つが大きく占めます。
これは私自身の個人的な考えです。
私は、中学受験した小6から大学受験まで、国語が苦手でした。
偏差値は50台。特に、古典は大嫌いで、センターの古文は13点/50点満点でした。鉛筆を転がしました。
学生時代に本はほとんど読んでいません。
一方、算数数学は図抜けて得意でした。
また、数学をはじめ、物理化学で使う力は、「算数力」で国語力とは別の思考、能力だと感じます。
そう感じたのは、共通テストです。あの長い問題文を読むのはきついです。まさに国語力が必要です。
塾での中学生の国語
話を戻します。
多くの塾で国語は避けられがちです。
当塾も、中1、2は英数理社の4教科です。鮮やかに避けてます(苦笑)
だって、効率が悪いんです。
学習にかける時間と得られる成果が割に合いません。すなわち、テストで点上がらないです。
テスト対策で、とってつけたように国語しますが、漢字・ことば・文法などが中心です。
点数が取れるところです。
私は、国語をしたいんです。
しかし、中学生でわざわざ国語に月謝払って、塾行くのか疑問です。
でも、将来は国語教室したいです。そして、同時に算数教室も。つまり、学力をつける2大学力の養成です。
国語を試しにしてみる
将来と言わず、今現在国語に取り組もうとしています。
教科書準拠でなく、標準問題のテキストを使います。
今、中3生は、塾に来て最初の30分ほどまず国語をします。読解問題が多いのですが、文法や漢字ことば、古文など多岐に渡ります。
それが何かいい感じです。入試対策で、長文を読むのに慣れる効果があります。
※ 塾教材の WinPass がかなりいいのが大きいです。
そして、中2もテキストを注文しました。この学年は、特に「国語力」をつけないと、成績が上がらないと危機感があります。
塾に来たら、英語のテスト→国語を1~2題→英語の文法の復習…となりそうです。
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