今回は「共通テスト現代文の解き方」です。当塾では、高校数学・化学が専門ですが、現代文も対策する機会があり、今回のテーマにします。
答えを作成してから、選択肢を読む
共通テスト現代文の解き方で、「選択肢を読む前に、自分で答えを作成する」という方法があります。
この方法はメジャーで常識だと思っていましたが、ネットで検索すると、意外と触れられていません。また、その方法を取り上げた記事でも、「誤った選択肢に惑わされないため」と補足的な感じでした。
まず、設問の問題文を読みます。そして、その答えを考えます。国語が強い人は、自然と考えていると思います。
答えを作るのですが、記述ではありませんから、正式な文章を書く必要はありません。メモ程度、箇条書きで十分です。私は、矢印でつなげて、フローチャートにします。
ただし、その解答を考える前に、準備はします。あらかじめ設問の質問を把握する。また、答えになる箇所や重要な箇所には線を引きます。
論説文では、「つまり」「すなわち」「」をつけているなど、大事そうなところはチェックしながら読みます。また、難解な文章やくり返しの表現は、ななめ読みして気にしないことも必要です。
小説文では、心情の表現は抑えます。また、情景描写もチェックします。その前に、登場人物を書き出し、話の展開を流れで書き出したりもします。
それらを踏まえて、解答を作成します。できる範囲でいいです。また、傍線部で「その」などの指示語は、その内容を書くのも大事です。
そして、その答えに、一番近い選択肢を選びます。さらに、他の選択肢を読んで、間違いを確認して潰していきます。
この方法は、一見二度手間で時間がかかりそうですが、誤った選択肢で惑わされることが少なく、結局時間短縮になります。
私自身の体験
大学入試前の秋に、この方法にたどりつきました。当時は、ネットも動画もありません。
現代文のマーク問題は、当時なかなか正解率が上がらず、悩んでいました。また、古文が苦手で、捨てていましたので、国語全体で120~130点で止まります。
もう無理だとあきらめて、あるとき何も考えずに、問題を解くと現代文で100点を取ります。
はっと我に返り、どうやって解いたか思い出します。まず、自分の考えは捨てました。今までは、自分が正しいと思ったものを選択していました。
作者(出題者)の書いている通り、言われるがまま素直に受け止めます。そして、設問に対して、これに対する解答はこれかなと思ったのと同じ答えの選択肢を選びます。
その瞬間「これだ!!」と開眼します。そこから、そのやり方をつめて、試すことで完成させていきます。最終的には、自分が用意した解答と同じ内容の選択肢を、一本釣りで選ぶという、究極の?やり方に行きつきます。
そして、共通テスト本番。現代文は100点でした。間違った選択肢は一切見ず、正しい選択肢を一発で選びました。結果、古文13点、漢文40点で153点でしたが、理系の自分にとっては十分です。
※ 現代文に時間の7割、漢文に2割、古文に1割と配分しました。極端な作戦で、真似はやめましょう。
語彙力と読解力が必須
この方法は、上位者向けかも知れません。当たり前ですが、読めないと論外です。そして、解答を作るにも力が入ります。
その読解力ですが、多くを語彙力が占めると思います。それも、言葉を深く理解していないと難しいです。そこをおろそかにしているケースが多いです。
それについては、また別の機会で取り上げます。

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