愛媛県立入試傾向~国語

今回は「愛媛県立入試傾向~国語」です。

1 説明文

文法の問題は2022年度は1問でしたが、それまでは2~3題出されました。文節、動詞の活用形、活用の種類、品詞、助動詞の識別、助詞など、幅広く出題されます。また、漢字や語句の問題も1問ほど出されます。

記述は、抜き出して書く問題が多いのが特徴です。問題文中の前後の言葉を手掛かりに、本文から探して答えましょう。丁寧に読めばできます。特に、2022年度の問題は、標準的な良問です。

2022年度は、25~35字と難しめでしたが、50字以上の長い文で答える問題が1題あります。「文中の言葉を使って」はほとんど文中の表現で答えます。過去問を解いて、模範解答が本文のどこを使っているのか確認しましょう。

2,3 漢字の書き取り、読み取り

読みがな、書き取りが、それぞれ4題ずつ出題されます。読みがなは、特別な読み方をするものも出されます。

書き取りは、小学校までの漢字ですが、難易度は高めです。問題集などで、練習をしましょう。

4 小説、物語

1と同様に、抜き出す問題が多く、1題「文中の言葉を使って」答える記述問題が出されます。

傍線部の前後の近くなど、解答を探すこつはあります。こちらも、過去問を解いて、模範解答を本文から探してチェックしましょう。

5 古文

少し長めの文章で、設問数も多いです。

内容を問う問題が多く、文章全体の流れを読み取れるかがカギを握ります。入試直前で、国語は、今さら点数は上がりにくいですが、古文は解きましょう。

※ 時間が45分で、それほど長くありません。ですから、入試の直前に、読解問題は解いておいて、ならしてください。ブランクが空くと、読むのに時間がかかります。

※ 現在中2生の人は、古文は勉強しておいた方がいいです。100前後くらいの超基本的な古文単語を覚えて、多く古文を読んで、問題を解くようにしましょう。

作文

25分。当たり前ですが、300字を必ず超えるように書きましょう。意外と時間が短く、300字に達しないと0点になる可能性が高いです。

また、これも当然ですが、指示に従って書いてください。

「あなたが体験したことや見聞したことを交えて書いてよい」とあります。できれば、具体的な体験を書いた方が、書きやすいですし、点数も出やすいです。

資料を見て気づいたことは、そのまま書くのではなく、内容も考えてください。

例えば、2022年度。「自分らしい個性を自由に表現する力」が一番多い。これを「想像力とは、自由に表現したり何かを生み出したりする力である。資料でも、半数の高校生が「表現力」や「生み出す力」と答えている、という風に。

2022年度、愛媛県立入試国語  解答・解説👇

愛媛県立入試2022国語