今回は「小学生春の勉強」です。
特に最近、中学生の学力差が大きいです。
その差はどこから生まれるのか考えます。
もちろん、生まれ持った能力はあります。勉強すれば誰でもできるときれいごとは言いません。
また、国語力(ほぼ学力ですが)は生まれてから触れてきたことばの質量で決まります。
ただ、それだけ?
学習の習慣
今回「小学生春の勉強」ですが、細かい勉強の内容より習慣付けが大事だと思います。
勉強に興味関心を持って、自宅でも習慣的に勉強する。
それができていない場合は、春に学習の習慣づけを始める。また、今までの復習をしたり、算数で1学期の先取りをして、いいスタートを切れるようにする。
中学生で上位にいる生徒は、ある程度この習慣が小学生でできています。そして、自然と勉強に向かいます。
当たり前のように勉強する。
学校の宿題をする。テストがあればその勉強をする。分からなかった調べる。そして、できなかったらできるまでする。何度もくりかえして覚える。
こういった学習の仕方が、小学生の間に身についています。
学習が受け身、断続的でない
逆に、中学生で勉強がうまくできない場合では、学習が受け身で断続的です。
まず、勉強をやらされている感が強いです。もちろん、勉強はしんどいし面倒です。一方、本人もやらなきゃいけないのはわかっています。
しかし、勉強しろと周りから言われて仕方なくする。また、塾で受け身の勉強をして、それで終わりにします。塾で勉強したから、家ではしなくていいとしません。
また、やる気にもむらがあります。ある時、やる気が出て勉強して、またやる気をなくして全く勉強しません。それをくり返すので、勉強が続かず悪循環になります。
三つ子の魂…ではありませんが、小学生のうちに自分から考えて勉強をすることが身につかないと、なかなかできるようにはなりません。
漢字・計算・英語
学習の習慣、自ら勉強に向かうに加えて、小学生は「漢字と計算」だと私は考えます。個人的な古い考えですが、学力の土台です。
さらに、それに加えて英語。特に書くことを中心にしたいです。
これらの学習は市販のドリルがいいです。
特に漢字の読み書きは重要です。春に、1年の復習…あるいは小1から全部やり直しましょう。