今回は「高校数学進め方VS」です。
塾では学校の進度に合わせて、単元ごとに指導します。
その塾の進め方で、2通りの進め方を比べます。
進め方1
オーソドックスに単元ごとに進めます。
まず、単元の解説。原理原則、例題を解くなどやり方は色々です。
学校の授業に合わせて、予習か復習。あるいは学校の進度と無関係に塾でカリキュラムを組みます。
その後、問題演習へ進みます。
1単元をセットにして進めるのが、よくある塾の進め方でしょう。
※ 学校の定期テスト対策、実力テスト対策、模試対策、入試対策はまた別の進め方になります。
進め方2
前回までの理解度を踏まえて、問題を編集して作成します。
基本的には、単元ごとに問題を組みます。
そこに前回できていなかった問題を加えます。また、問題のレベルや数なども調整します。
担当者が、その日に考えて作成します。そして、そのプリントは、その日にやり切りにします。
単元を超えてすることもあります。
これは勤めていた塾の進め方です。
1と2の融合
先述の進め方2で、私はそれを改良します。
集団指導で、理解度や定着度もばらばらです。前回できていないところは、最大公約数的に選びますが、生徒により違います。
また、基本が理解できないまま「ただ解くだけ」が見受けられます。そして、担当講師によりばらつきが大きいです。
それらを考えて、私は単元ごとに導入テキストを加えます。
導入授業はできるだけ簡潔に手短にしました。そのあと個別に演習で、うまく機能していたと思います。
今現在は個別に対応しているので、前回までできなかったところをもう一度…と進め方2でいこうとしましたが、結局進め方1に戻します。
どちらがいいか?
進め方2はいいんですけど、私はどうもしっくりきませんでした。
毎回作るのが面倒…が本音かもしれません。そして、こちらの主観で偏ります。オーソドックスにその単元の演習問題を一通りした方がいいかなと。
結局進め方1に落ち着きます。
導入テキスト、演習プリントは問題作成ソフトを利用しています。
数研出版の「Study aid」です。高校で使っている教科書傍用問題集のサクシードや4STEP、プロセスなどが数研出版で、それらの問題が編集できて便利です。
さらに、高校でチャートを採用してくれればよかったのですが。
また、大学入試用の問題集や共通テスト、大学入試問題もあります。
進め方だけでなく、問題作成ソフトか問題集などをどう使うかもあります。
基本か問題演習か
今当塾では、単元ごとに導入テキストで基本をしてから演習へと進めていました。
このやり方だと少し時間がかかります。また、基本=簡単という感覚もあり、少し易しいと感じます。
予習にしろ復習にしろ、学校の授業とかぶりムダともいえます。
そこで、塾で問題演習が中心のところも多いです。学校である程度理解できて、基本がわかっていれば問題演習でレベルを上げます。
ただ、習ったばかりの単元での演習は難しくもあります。
そして、一時期導入テキストをやめて、問題演習だけに切りかえたときがあります。
すると…
基本があいまいで問題がなかなか解けません。数学が得意な生徒でも、思うように解けず苦しみます。ですから、元に戻しました。
例えば、導入テキストでこちらが一々解説せず、生徒に解いてもらいます。単元で習う事項を一通りできて、理解が弱いところも補強できます。
結局、基本が大事ということで落ち着きます。
「進め方2」の問題演習だけでは、どうもしっくりきません。
例えば、最近、数列の漸化式をしましたが、いきなり問題解いて…は難しいかも。後追いで解説すると、かえって時間がかかります。
基本を理解→問題演習が王道かもしれません。
