丁寧に教えすぎ

丁寧に教えすぎ

今回は「丁寧に教えすぎ」です。

ちょっと緊急事態です。

教えず考えさせるは「見てもらえない」

私自身今までの経験で、生徒自身が考えてどんどん解いていくべきという方針です。

ですから、当塾は中学生は「徹底演習」です。

そして、私一人で何人でも十分に指導できます。できるはずでした。

しかし、わからないと解けません。進みません。

丁寧に教えないとわからないと不満がたまります。その結果、生徒数が多く、あまり見てもらえないとなります。

そして、「ただ解くだけ」という印象を与えてしまいます。

丁寧に教えてもできない?

しかし、実際にはそんなに生徒が多いわけではありません。

その瞬間に10名以上いるときもありますが、全体授業をしたり、自力でできることをしたり、覚えてテストをしたり…色々工夫します。

当塾は、時間フリーなんで、結構人数がばらけます。1日十数人でも、最後の9時からは2,3人だったりします。

ですから、割と懇切丁寧に教えている印象はあると思います。

しかし、それではできるようになりません。

基本的な考え方は最初は教える、あるいは2回までは丁寧に教える。でも、3回目からは生徒に投げます。

今までしたのを見返して、自分で考えろと。そうやって手を離さないと、できるようにはなりません。

また、解答解説を見れば、ある程度はわかります。それを一々説明したのでは…。

ただし、「解答見て解読して」は一歩間違うと放置の印象を与えます。

負のスパイラル

生徒一人一人に一問一問丁寧に説明する。

→  一人に時間がかかり、多くの生徒を見れない。

→  人数が多いと教えてもらえないと不平が出る。

→  何回も丁寧に説明すると、生徒は自分で解決しようとしない。

→  いつまでたっても身につかない。

→  さらに指導に時間がかかり、成績もそれほど上がらない。

→  一方、できる生徒は解くだけになりがち。放置になり塾の意味ないじゃんとなる。

→  教えれば教えるほど、誰も幸せにならない。退塾も出るし、生徒は増えない。できる生徒からやめていく。

個別指導ではなく集団指導でこうなると、誰も幸せになれません。負のスパイラルに陥ります。

最近、少していねいにしていくと、この一歩手前だと直感します。震撼します。

もちろん、教えるのは塾の当然の仕事です。しかし、できるようにするのが塾の仕事です。そのバランスと、もっと生徒を「放置」して鍛えないとだめだと痛感します。