塾と予習~その2 

ここ数日、定期テスト対策が続き、久しぶりです。塾と予習、その2です。前回は、一斉授業では予習だと結論づけました。

そこで、今回は個別指導と予習です。

個別指導で予習する?

今回の個別指導は、カリキュラムが個別で進められ、1対1、もしくは1対2までとさせて頂きます。

従来の個別指導は、問題を解いて、それを解説、答え合わせが主流でした。したがって、問題を解くためには、学校の復習になります。習ってないのに、問題を解くことはできませんから。

1対2の個別指導ですと、1人が問題を解いている間に、もう1人の答え合わせをします。二十数年前に、私はその形の個別指導塾の教室長として、働いていました。

当時は一斉指導が主流で、珍しかったのですが、画期的なやり方だと思いました。また、その当時のことは、別の機会に書きたいと思います。まあ、色々なことがありました。

しかし、しばらく生徒さんを指導をしていくうちに、あることに直面します。「成績が上がらず伸び悩む」んですね。

当時は、分からなかったのですが、原因の一つに「復習」で後追いだからと考えました。そこで、個別指導でも予習をする流れになったのでしょう。今では、多くの個別指導塾で「予習」、先取り授業をしています。

個別指導の予習のメリット、デメリット

私自身も実際に、1対2の個別指導で予習をしたことがあります。

そこは、社員ではなく、40歳前半でパートという立場でした。個別指導って、大学生のバイトのイメージが強いですが、そこは社会人が多かったです。私より年上の年配の方が多く、何か異様に暗かったです…。

それはさておき、個別指導で予習をどうするか?

一人に新しい単元を解説している間に、もう一人は問題を解くというパターンです。小さいホワイトボードがあったりします。授業をするわけですね。

大変ではないですか? 2人は学年も科目も違います。その短い授業で、理解できて、問題が解けるようになるのでしょうか?

メリットは、「個別に見てもらっているお得感」でしょうか。完全に皮肉ですね…。

デメリットは何? 予習の授業は、同じ学年を何人か集めて、一斉にすればいいでしょう。効率悪すぎます。そして、単純に、月謝が高くなります。

同じ説明を、一人一人に、講師も何人も使います。あっ…メリットがありました。一斉授業をするスキルがいらないので、講師は誰でもできますね。

個別指導の予習の進化

先程、あまりにも失礼に、個別指導の予習を否定しましたが、実際には予習が成立しています。それは、指導法や教材が進化しているからです。

先の話に出た個別指導塾でも、その指導法と教材で行っていました。塾業界では有名なフォレスタという、個別指導用の教材です。その教材を使って、どう進めて授業をするのか、マニュアルが整備されています。

現在は、他の教材も開発されて、もっと進化しています。確かに、指導はスムーズでしたね。一人を待たせることも少なく、理解もしやすかったです。小中高とすべての科目にも対応しています。

ただし、…すみません。偏屈な性格なもので、難癖つけます。ただ、そこまでして個別指導で予習をするのはなぜ? 個別指導を広めるため?

確かに、分かりやすく、きれいに指導出来ます。しかし、それで力がつくの?と大いに疑問でした。

今日のまとめ

一斉授業は予習、先取り。個別指導は従来は、後追いの復習でしたが、進化して予習が主流になります。

後追いの復習では、力がつかない。ですから、個別指導の塾を検討する場合、授業で予習をしているのか確認するのもいいです。

さて、次回以降は…

① そもそも、復習でいいのではないか。これまで、高校生に、塾を含めて中学での勉強を聞いてきました。それを元に考察します。

② 予習をする上で、授業形式をどうするか。いわゆる、謎(?)の「集団個別」と予習について。

③ 学年、教科、学習状況によって、予習がどうなのか。

細かく考察していきます。