今回は「時間かけても量積めない」です。
勉強は量。時間ではない。
勉強は量です。断言します。
もちろん、質の良し悪し、効率がいい悪いはあります。それも超重要です。
しかし、勉強量を積むことが前提です。
ただし…
時間ではありません。
3時間でたいしてできない
当塾は中学生は1日3時間です。
近くの塾ではあまりありません。
1日3時間もして成績上がらない。というお叱りを何度か受けます。
しかし、この3時間。「たったの」3時間です。
また、中3生は週3日ですから、塾は週に9時間です。
1週間に9時間「だけ」勉強して、受験勉強が完璧にできるわけありません。
さらに、その3時間も…
生徒により学習量は、えげつないくらい差がつきます。
その日の3時間でした量を確認すると…
英語のテスト、国語2ページ(長文1題)、英語2ページ、数学2ページ…少ない。それで力がつくとは思えません。
そして、次に塾に来た時、また忘れて一から…
なぜそれほど差がつくのか?
一方、かなりの量をこなす生徒は…
英語のテスト(3分でさっさと終わらせます)、英語6ページ、数学6ページ…まだ時間が余ったので、理科と社会を各3ページ。
先ほどの3倍以上です。これで前の生徒が、後の生徒に追いつくとは考えられません。
なぜこれほど差がつくのか?
学力の差です。当たり前です。
分かってれば、解ければどんどん進みます。難しい問題にも挑戦します。
しかし、基本がわかっていない、理解が弱いと解けません。量をこなせません。
また、先の例でいうと、英語のテスト。家で覚えてくるのが宿題ですが、テストするまでだらだら。ほっとくと莫大な時間をつぶします。
そして「やる気」。やる気がないと進みません。
もっとも解ければ、おもしろくやる気も出ます。しかし、わからないとやる気はでません。
自分で勉強するとさらに量をこなせない
塾でなかなか進まないときは、塾で指導します。
① 基本からやり直して理解する。
② 何問か解いて、解き方を確認する。最初は一緒に解く→自分でどんどん進める。
③ 早く解くように言う、注意する、けしかける。
④ 勉強することを選び指示する。
しかし、これが自宅で自分勉強する場合、さらに量が少なく、なかなか成果が上がらないことが想像できます。
当塾の3時間で、先ほどのかなり量をできるのは、ある程度上位の生徒です。
久米中でいうと、70~80位くらいから自力でだいぶこなせます。それを積み重ねると、40位くらいにはすぐになりました。
※ 1学年約280人
さらに、40位以内になると、中学内容ですとかなりの量を解きます。さらに、難しい応用問題も解き、力がさらにつきます。そして、20位前後まで上がります。
※ 10位以内がまだ出ていません。10番台まで上がったのは何人かいるのですが。
塾の役割
ですから、上位になると、学習量は時間に比べて、指数関数的に増加します。
時間に比例しません。
そこで、塾の役割があります。
分かるようにする。基本的なことを定着させる。速く解ける環境をつくる。速く解くようせかす。
そして、その延長線上に自分の勉強があります。そこで、学習量を積めるようにします。
塾はそこまでの助走だと考えます。1日3時間は、その助走を長く取っているつもりです。
当然、助走だけではできるようにはなりません。
塾に通うだけで満足?して、家で勉強しないとご相談をいただくことがあります。その場合、塾での学習量はあまり多くありません。
※ 宿題や復習の指示、徹底、チェックなど自分の勉強を促していきます。
勉強のスピードはかなり重要
もちろん、速さは個人差があります。
上位の生徒でも、かなり解くのが遅い場合もあります。
しかし、その場合、たいてい伸び悩みます。
テストが限られた時間内で行われるから当然です。そして、それだけでなく、学習量の積み重ねで相当の差が生まれてしまいます。
学年が上がって、習う量が増えて難しくなる。はたまた高校内容になる。いずれ限界がきて、量でカバーできなくなります。
読むスピード。書くスピード。考えるスピード。判断するスピード。色々ありますが、意識して速く行わないと遅いままです。
